注文住宅の引渡し時期を遅らせる4つの方法

家造り第一章・土地&住宅会社選び編

注文住宅の引渡しを先延ばしにする方法
小野

こんにちは、小野です

土地の申込み&契約に向けて動いている最中ではありますが・・・

今回は閑話休題。

前回も少し触れましたが、完成した注文住宅の引き渡しを遅らせたい場合にできることを紹介したいと思います。

注文住宅の引渡しを先延ばしにできる4つの方法

注文住宅の引渡しを先延ばしにできる4つの方法
小野

小野家の場合は保育園が課題となりました

引き渡しを受けると住宅ローンが開始されますしね。

ぼくらのように引渡しを少し先延ばしにしたい場合に、買い主(施主)としてできる方法を4つほど考えてみました。

引渡し時期を調整する方法

  1. 土地の売買契約を遅らせる
  2. 土地の決済・引渡しを遅らせる
  3. 解体&着工時期を遅らせる
  4. 家の引渡しを遅らせる

調整方法① 土地の売買契約を遅らせる

そもそも土地の売買契約を遅らせる方法です。

注文住宅は土地の購入から全てが始まります。

そのため、土地の売買契約=スタートを遅らせることで、すべてを後倒しにすることができます。

希望の土地がある場合はハイリスクで非現実的

よほど人気のない土地ならともかく・・・売買契約そのものを引き伸ばすと、他の人に買われてしまう可能性が高まります

したがって、すでに希望の土地がある場合は非現実的と言えるでしょう。

希望の引越し時期が決まっている場合は、そこから逆算して土地探しを始めるのが、本来はベストなんだと思います。

調整方法② 土地の決済・引渡しを遅らせる

売買契約だけは行い、土地の決済・引渡しの時期を遅らせる方法です。

この方法なら、売買契約は完了していますから、他人に横取りされる心配がなくなります

売買交渉で不利になる可能性がある

土地の決済や引渡しを遅くしようとすると、売買交渉で不利になるケースも多いです。

例えば・・・

  • 離婚・相続による財産分与
  • 各種税金の支払い
  • 売主の住み替え

などの理由から、売主側が売り急いでいる場合が該当します。

こういうときは、売主としては早く現金が欲しいですから・・・すぐに決済・引渡しができる人を優先して売買契約しますよね。

つまり「決済・引渡しを遅らせる」という条件を提示すると、複数人が申し込みを入れていた場合、不利になってしまいます。

契約解除や違約のリスクが高まる

売買契約の締結から、土地の決済・引渡しまでの期間が長くなってしまいます。

もしもその間に、

  • より好条件な買い手が現れる
  • 土地を売れなくなる・売る気がなくなる

などが生じた場合、売主側が土地を売ってくれなくなるかもしれません。

そのために手付の倍返しや違約金のルールが売買契約書には盛り込まれますが・・・

それを踏まえた上でも、あえて売るのをやめてしまう可能性も無くはないですね。

調整方法③ 解体&着工時期を遅らせる

とりあえず土地は買っておいて、工事のスタートを遅らせる方法です。

確実に土地は手に入れることができますので安心ですね。

これが現実的に考えて、最も実現確率が高い方法かもしれません。

つなぎ融資やローンの金利負担が始まる

土地を現金で一括購入できる人は少数派だと思います。

ほとんどの人が住宅ローンやつなぎ融資を使いますよね。

土地を購入すると、

  • 住宅ローン支払い
  • 住宅ローンの金利のみ支払い
  • つなぎ融資の金利の支払い

など、こういった何かしらの支払いがスタートするのが一般的です。

これらが現在の家の住居費に加えてかかってきます。

土地を購入してからの期間が長いほど、この支払の負担は増えますので・・・それなりに現金が必要になる方法と言えるでしょう。

住宅会社によってはNGになる場合も

家の建設にはいろいろな職人さんの協力が必要です。

住宅会社によってはスケジュールがパンパンに詰まってます。

そのため、着工を遅らせたくても、スケジュール的に不可能な場合もあります。

着工を遅らせることによる引渡し時期の調整は、お金さえあれば柔軟に対応できることがありますが・・・

住宅会社側に断られることもありますので、なるべく早めに相談すべきですね。

調整方法④ 家の引渡しを遅らせる

家を建ててしまった後、引渡しまでに期間を設ける方法です。

上述した通り、この方法でも土地購入による金利支払いなどのコストはかかります。

しかし家本体の住宅ローン支払いが始まるよりはマシですよね。

住宅会社側にメリットを提示する必要がある

家の工事はして、引渡しを遅らせるということは・・・住宅会社側にとっては、

  • 人件費や材料費はすでに発生してる
  • なのに料金の支払いは先延ばしになる

という状態ですので、キャッシュフロー的には最悪と言えます。

したがって、これをお願いするなら、住宅会社側にもある程度のメリット提示しなければいけないでしょう。

例えば「完成から引渡しまで、無償でオープンハウス(モデルハウス)として使っても良い」とかですかね。

まとめ:引渡し時期を遅らせるのにはリスクもある

引渡し時期を調整する方法

  1. 土地の売買契約を遅らせる
  2. 土地の決済・引渡しを遅らせる
  3. 解体&着工時期を遅らせる
  4. 家の引渡しを遅らせる
小野

引渡し時期を遅らせるには上記のような方法が考えられます

一番はやはり・・・希望時期から逆算して、そもそも丁度良い時期に土地探しを始めるのがベストだと思います。

ですが、人生うまくいく事ばかりじゃないですからね・・・。

そんなときは、上記を参考に頑張ってみてください。ぼくらもがんばります。

ただしどの方法にもリスクやデメリットはあります。

その辺を理解して、後悔のないようにしていただけますと幸いです。

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