こんにちは、小野です
前回までで間取りの大枠は固まったきたように思います。
ただし、まだまだ細かい部分で調整が必要な点も。
本日は前回の打ち合わせから1週間後に行われた、第8回目のプラン打合せの様子をお伝えしたいと思います。
修正図面とさらなる修正要望まとめ
では前回の打ち合わせを踏まえて作成された間取り図を御覧ください
これねぇ・・・今まで何度か指摘しているのに直っていない部分もあるのですが・・・
とりあえず、過去に指摘した点を除いた、今回新たに修正を依頼した内容がこちら。
修正要望
- キッチンに窓追加
- 洗面台を900mmに縮小
- 1階納戸にパイプハンガー
- 犬スペースを階段1段分広く
- 子ども部屋収納に扉をつける
- 子供部屋は南側窓を大きくする
- 下屋部分の屋根は下端を揃える
修正要望① キッチンに窓追加
キッチンの東側に小さな縦すべり出し窓をつけるように依頼をしました。
ここに窓を追加した理由は主に以下の2つ。
- 料理中の換気
- LDK内の通風強化
まずは料理中の換気。
料理中、レンジフード使用中にここの窓を開ければ、意図的にショートサーキットを起こすことができます。
ショートサーキット
ショートサーキットとは、給気口(給気ファン)と排気口(排気ファン)の位置が近すぎて、狭い範囲で空気が循環してしまう現象のこと。
ショートサーキット とは | SUUMO住宅用語大辞典
せっかく取り込んだ新鮮な外気が、スペース内に行き渡ることなく、そのまま排出されてしまうため、換気効率が非常に悪く、換気不足の原因となる。
上記にもあるように、ショートサーキットは本来避けるべきものです。
しかしこれをあえて引き起こすことで、調理中の匂いが部屋に拡散するのを防止する効果が期待できると考えました。
次に重要視したのがLDK内の通風です。
現状で「開く窓」はLDKには南側にしかありません(=リビングの掃き出し窓&和室の腰窓)。
南面以外の、少し離れた位置に窓を設けることで通風がより良くなると考えました。
the 余談:通風はやはり捨てがたい話
近頃「花粉やPM2.5、湿度の高さなどを考えると、通風を重要視するのは愚策である」といった趣旨の意見が散見されます。特に高気密・高断熱住宅について語られるときに話題にあがりがちです。
確かにこの意見は至極まっとうです。年間で通風を楽しめる時期なんて2ヶ月くらいしか無いでしょう。
しかし通風を楽しめる時期があるのは事実であり、その期間の通風はとても気持ちが良いとぼくは思うのです。
個々の好みはあるので「不要だ」とする意見もあるかとは思います。しかし、ぼくは通風を完全に捨て去るのは心情的に難しかったです。
修正要望② 洗面台を900mmに縮小
前回までの図面には洗面台に横幅1200mmのものが入っていましたが、900mmに修正してもらいました。
というのも、ツリーハウジングでは横幅900mmの洗面台が標準なんです。
ぼくらは要望したことがなかったんですけど、勝手に1200mmのものが入ってたんです。
これは単純にツリーハウジング側のミスですね
本当は造作洗面台にも憧れました
前回の打ち合わせを踏まえ、洗面台の横に造作のカウンターが設けられています。
ここは洗濯物を畳んだり、一時置きするためのスペースとして活用予定です。
で、ぼくは思うわけです。
せっかく隣に造作カウンターがあるんですから、それと一体化した造作洗面台が欲しくなりますよね。
イメージとしてはこんな感じ。鏡も大きくしたらとんでもなく素敵な空間に仕上がりそうです
2階の造作洗面台を既製品にすればよいのでは?
我が家は現状、2階にも小さな洗面台を設けることになってます。
ここは造作洗面台にする予定。
だったら、逆に
- 1階洗面:造作
- 2階洗面:小さな既製品
このように変更することで、コストを最小限に1階の洗面台を造作にできるんじゃ?と考えました。
コストの観点から諦めることになりました
これはあくまで、ツリーハウジングの場合ですけど、
- 1階:
造作カウンター+既製品の洗面台 - 2階:
小さな造作洗面台
これが現状の想定。
これを、上述した通り以下のように変更する場合・・・
- 1階:
カウンター+洗面台を造作 - 2階:
小さな既製品の洗面台
なんと10万円ほどのコストアップになるとのこと。
1階を造作洗面台とする場合はサイズアップも必要ですし、既製品は小さくしてもそれほど安くならないため、結果的にそれなりのコストアップとなるようでした。
うーん、造作洗面台は素敵だけど、10万円も余分に必要になるならいらないかな
みたらしのこの発言で1階を造作洗面台とする案は却下とし、予定通り標準の横幅900mmの既製品を設置することになったのでした。
修正要望③ 1階納戸にパイプハンガー
もともと1階北西にある納戸には可動棚がついていました。
ですがここ、実際にはファミリークローゼット(ファミクロ)として使うことになると思います。
そこで北側を可動棚から枕棚+パイプハンガーに変更してもらうことにしました。
可動棚って意外に高いので、コストダウンにもなります!
ぼくとしては反対側も枕棚+パイプハンガーにしたいのですが、みたらしが「待った」をかけたので、その判断は保留です。とりあえず南側は可動棚のままにしています。
修正要望④ 犬スペースを階段1段分広く
犬スペースを北側に1段分広げることにしました。
もともとのサイズだと南北方向に80cmほどだったんですが、拡大することにより1mほどの広さを確保できます。
ただしここは階段下なので、北方向に広げるほど、その部分の高さは低くなります。ちなみに一番低いところで40cm前後ほどです。
それほど大きな犬は飼わないので、トイレとかを設置するくらいなら問題ないかなと思いました。
修正要望⑤ 子ども部屋収納に扉をつける
前回の打ち合わせで様々な形状を検討した結果、子供部屋は以下の形に落ち着きました。
上記の画像からもわかる通り、少しでもスペースを広くしたくて、収納に扉はつけない予定でした。
しかし、よく考えたら東側の子供部屋収納は書斎兼シアタールームと接しています。防音の観点で言えば、扉はついてたほうがいいんですよね。
そこで確認してみたところ、ツリーハウジングの場合は収納の内側の壁の仕上げは
- 扉あり→ラワン合板仕上げ
- 扉なし→漆喰仕上げ
が標準です。扉がないと漆喰が塗られるので、人件費や材料費の影響で扉の有無はあまりコストに影響しないとのこと。
そこで、防音性能を重視して扉をつけることにしました。
西側の子供部屋は防音を考える必要がないので、収納は扉なしでも良かったんですが・・・2つの子供部屋の条件はなるべく揃えたほうが良かろうという判断で、どちらも扉付きにすることにしました。
修正要望⑥ 子供部屋は南側窓を大きくする
東側の子供部屋ですが、なぜか南側よりも東側の窓の王が大きくなっていました。
濃タッチさんに理由を聞いても
特に理由はありません
とのことでしたので、南側の窓を大きくするよう変更しました。
採光を考えれば、ぼくとしては南側の窓を大きくするのは常識じゃないかと思うんですが、そうでもないんですかね?(言わなくてもこのくらいはやってほしいというのが正直なところ)
修正要望⑦ 下屋部分の屋根は下端を揃える
下屋部分は建物形状に合わせた屋根形状をしていたんですが、屋根の下端を揃えるように依頼しました。
屋根面積が増えるので、5万円ほどかかると言われましたが、それくらいならOKという判断です。
ちなみにコストアップを許容してもこの変更を押し通した理由は以下の2つ。
- 見た目が好み
- 夏場の日射遮蔽
特に後者を重要視しました。このへんはまた後日、別記事で解説しようかと思います
まとめ:かなり細かい要望が増えてきました
修正要望
- キッチンに窓追加
- 洗面台を900mmに縮小
- 1階納戸にパイプハンガー
- 犬スペースを階段1段分広く
- 子ども部屋収納に扉をつける
- 子供部屋は南側窓を大きくする
- 下屋部分の屋根は下端を揃える
今回の打ち合わせでは上記のような修正を新たに依頼しました
かなり細かい修正も入ってきましたね。それだけ、大枠は固まってきたってことだと思います。
ただし、依頼した修正が反映していないとか、何も考えずに窓を配置してたりとか・・・細かい部分の調整をしているだけに、そういった点がかなり気になって、イライラすることが増えてきました。
また、ぶっちゃけ現時点でそこそこ予算オーバーしています。笑
そろそろコストカットについても真剣に考えなければいけません