常々言ってますが、Rank Trackerは初心者にはあまり向かないものの、ブロガーにとっては最強の神ツールです。
≫ 【SEO検索順位】Rank Tracker最強!メリットデメリットをプロが解説
ぼくは以下のような経験を持ってまして、本業・副業の両方でRank Trackerを使っています。
- 本業はWebマーケなどのプロ
- 副業収益は月間6~7桁をウロウロ中
- 学生時代から学費すべてアフィで稼いでた
- 本業・副業でRank TrackerもGRCも使い倒す
Rank Trackerって機能が多すぎなので、使い慣れない方はなんとなく画面見て終わっちゃってると思うんですよ。でも、それだとせっかくのRank Trackerがもったいないです。
今回は、ぼくが実際にRank Trackerで毎日チェックしている項目と、その理由を解説していきたいと思います!
前提:検索順位は毎日チェックすべき
まず前提として、検索順位は毎日確認すべきです。詳しくは以下の記事で解説しました。
≫ SEOで勝つために、検索順位をチェックすべきたった2つの理由【ツール必須】
それに合わせて、Rank Trackerも毎日確認すべきですね。
そうすることで、これらのメリットがあります。
Rank Trackerを毎日確認するメリット
- 新規記事の動向やリライトの結果など、施策の結果を確認できる
- ブログに大きな順位変動があっても、いち早く気付いてダメージを最小限にできる
- 毎日ブログに触れるきっかけになるので、ブログが継続しやすくなる
ブログは継続してなんぼ。毎日ほんの少しでもいいので、ブログ関連のタスクを何かやりましょう。それが長続きするコツです。
Rank Trackerで毎日チェックすべき3項目
新聞を毎日読んでる人が、スミからスミまで読んでると思いますか?
Yahooニュースを毎日見てる人が、全部の記事を読んでると思いますか?
Rank Trackerも同じ。毎日確認するのは本当に大事なところだけでOKです。それが以下の3項目。
毎日チェックすべき項目
- 検索順位別キーワード数
- 順位上昇・下降キーワード数
- 順位の大幅上昇・下降キーワード
毎日チェックすべき項目①検索順位別キーワード数
Rank Trackerには、下記に当てはまるキーワードの数を表示する機能があります。
- 1位のキーワード数
- 10位以内のキーワード数
- 50位以内のキーワード数
- 50位圏外のキーワード数
これらの数を毎日確認しましょう。
そうすることで、ブログの順位が大幅に落ちていないか(上がっていないか)を簡単に把握することができます。
確認方法:ランキングサマリーからチェック!
データは「ターゲットキーワード」メニューの「ランキングサマリー」画面から確認できます。
チェックポイント:1位や10位以内のキーワード数が減ってないか?
- 1位のキーワード数
- 10位以内のキーワード数
検索順位って毎日変動するものなので、気にしすぎはNG・・・とはいえ、上位のキーワードが一気に落ちるなら、それは何か危険なことが起きている可能性が高いですね。
そういった場合は、Googleのアップデートの有無の確認や、Googleの手動対策を受けていないかの確認などをした方がいいです。
毎日チェックすべき項目②順位上昇・下降キーワード数
Rank Trackerには、ある特定の日の検索順位と比べて
- 順位が上がったキーワード
- 順位が下がったキーワード
の数を表示する機能があります。この2つの数字を毎日確認しましょう。
そうすることで、ブログの成長・衰退状態を大まかに把握することができます。
確認方法:ランキングサマリーからチェック!
データは「ターゲットキーワード」メニューの「ランキングサマリー」画面から確認できます。
チェックポイント:上昇数に対して下降数が多すぎないか?
検索順位が上昇したキーワードの数に比べて、下降したキーワードの数がそこまで変わらないなら特に心配しなくても大丈夫です。
下降したキーワードの数が倍以上多い!とかの場合は黄色信号(いや赤信号かも・・・)。
検索順位が上がったキーワードが無いのに、下がってばかりというのは危険な兆候です。
そういった場合は、Googleのアップデートの有無の確認や、Googleの手動対策を受けていないかの確認などをした方がいいでしょう。
毎日チェックすべき項目③順位の大幅上昇・下降キーワード
Rank Trackerの最も基本的な機能ですが、検索順位を毎日自動で計測してくれますよね。
≫ 【10分で終わる】Rank Trackerにキーワードを追加して検索順位を計測する方法
この機能を使って、前日から検索順位が大きく変動したキーワードは確認しましょう。
1つ1つのキーワードの順位を毎日追うのは無理ですけど、せめて大きく変動したキーワードくらいは見ておいた方がいいです。
そうすることで、ブログのアクセスや収益に直結するキーワードの変動をいち早く察知することができます。
確認方法:ランクトラッキングから「差異」をチェック!
Rank Trackerで一番使う画面が「ターゲットキーワード」メニューの「ランクトラッキング」画面ですよね。
この画面で「Google.co.jp (Mobile) 差異」をクリックしてに並び替えてください。順位が大幅に下降・上昇しているキーワードが何かを確認できます。
表示 | 変動前 | 変動語 |
---|---|---|
回避 | 50位圏外 | 50位圏外 |
除外 | 50位以内 | 50位圏外 |
変動幅の数字 | 50位以内 | 50位以内 |
入力済 | 50位圏外 | 50位以内 |
それぞれの表示の意味はこんな感じ。
ちなみに、専用のワークスペースをつくっておけばかなり見やすく管理できます。以下の記事で詳しく解説したので、ぜひやってみてください。
≫ Rank Trackerのワークスペース機能が便利すぎなので使ってほしい
チェックポイント:重要キーワードが「除外」されまくってないか?
ブログのアクセスや収益のために、「検索順位を維持したい重要なキーワード」というのがあると思います。
そういったキーワードが除外されているかどうかは要チェックです。
例えば、上位に表示されてたキーワードが「定期的に順位が付いたり付かなかったりしている」といった場合は危険信号。リライト等を検討した方がいいですね。
スプレッドシートへの記録もオススメ
上で解説した3つの項目のうち、
- 検索順位別キーワード数
- 順位上昇・下降キーワード数
残念ながら、これらの数字を履歴で確認する機能がRank Trackerには備わっていません。
そのため、スプレッドシートを使って自分で数字を記録しておくと良いです。
上記はぼくが実際に使っているスプレッドシートを基にしたサンプルです。良かったらコピーしてお使いください。
グラフにもできるようになっているんですけど、サンプルのようにいきなり数字が動いたりすると危険信号です。
まとめ:Rank Trackerを使ってブログの健康状態を毎日チェック
毎日チェックすべき項目
- 検索順位別キーワード数
- 順位上昇・下降キーワード数
- 順位の大幅上昇・下降キーワード
Rank Trackerは毎日チェックすべき。ただし見る場所は上記の3点だけでOKです。
最初は大変かもですが、慣れれば1日5分でできるようになります。
これだけやっておけば、ブログの健康状態がすぐにわかって便利。何か危険な兆候をキャッチしたらすぐに対応して、ダメージを最小限に抑えられるはずです。
他の機能は必要なときだけ使えば大丈夫。下記にまとめているので、参考にしてください。
≫ 【導入~応用を網羅】Rank Trackerの使い方をプロが解説
Rank Trackerの全般について改めて復習したい方は以下の記事がオススメです。