Rank Trackerって機能が多すぎて、初心者だとなかなか扱いきれないんですよね・・・。導入しても、結局検索順位を見てるだけってことになりがち。
でもこれ、超絶もったいないです。
Rank Trackerは検索順位を測るだけじゃなくて、細かい分析機能がたくさん入ってる最強ツール。活用しないと損してます。
≫ 【SEO検索順位】Rank Tracker最強!メリットデメリットをプロが解説
ぼくは以下のような経験を持ってまして、本業・副業の両方でRank Trackerを使い倒してきました。
- 本業はWebマーケなどのプロ
- 副業収益は月間6~7桁をウロウロ中
- 学生時代から学費すべてアフィで稼いでた
- 本業・副業でRank TrackerもGRCも使い倒す
今回はRank Trackerの中でも特にぼくがオススメする「ランキングキーワード機能」の活用方法と使い方を解説していきたいと思います!
Rank Trackerのランキングキーワード機能が神過ぎる
ランキングキーワード機能は、Rank Trackerに備わっているキーワード調査機能の1つです。
ドメインを指定することで、そのドメインがすでに獲得しているGoogleの検索順位と、その検索キーワードを一覧で取得することができます。
- キーワード
- 現在の検索順位
- ランクインしてるURL
これらの他にも10以上の項目のデータがほんの数秒で手に入ります。
既にGoogleでランクインしているキーワードなので、ランキングキーワード機能で見つけたキーワードで記事を書けば、ゼロから書くのと比べてずっと簡単に検索上位を獲得できるんです。
これだけだと「ふーん」って感じなんですが・・・!
ランキングキーワード機能で分析できるのは自分のブログだけじゃないんです。他人のブログのドメインでも調査できちゃう。
つまり、他人のブログがどんなキーワードで検索順位を獲得しているかが丸見えになる機能!
控えめに言って神。相手の手札を見ながらポーカーやってるようなもんですからね。
Ranktrackerのランキングキーワード機能の活用方法
こんな感じであまりイメージがわかない方もいると思うので、少し詳しく解説しますね。
ランキングキーワード機能には大きく分けて2つの活用方法があります。
活用方法
- 自分のブログを分析
- 他人のブログを分析
ランキングキーワード機能の活用①自分のブログを分析
ランキングキーワード機能で自分のブログを分析すると、普段順位を計測しているキーワード以外にも、自分のブログが検索順位を獲得しているキーワードがわかります。
つまりアクセスを集めやすいキーワードを見つけて、効率的に記事を書くことができるようになるんです。
自分のブログを分析して、良い感じのキーワードが見つかったとします。あとは、そのキーワードに合わせて改めて記事を書くだけ。
既に検索順位を獲得しているわけなので、改めてそのキーワードを意識して記事を書けば、すんなり上位に上がっていくわけですね。上位に上がれば、トラフィックはどんどん増えます。
ランキングキーワード機能の活用②他人のブログを分析
ランキングキーワード機能で他人のブログを分析すると、相手のブログが検索順位を獲得しているキーワードがわかります。
つまり、全く新しい切り口のキーワードや、収益につながっているであろうキーワードを見つけて、効率的に記事を書くことができるようになるんです。
同じジャンルのブログを分析して、キーワードを確認しましょ。どのキーワードで、どのページが、どのくらいアクセスを集めているかがわかります。
あとは、自分の方が良い記事を書けそうなら書いちゃえばOK。SEOは席取り合戦なので、この機能を使うことで効率的に相手を蹴落とせます。
言い方は悪いですけど、実際ぼくはこの手法でライバルのキーワードを盗んで、検索上位を奪取→収益化をかなりやりまくってます。
Ranktrackerのランキングキーワード機能の使い方
そろそろランキングキーワード機能に興味が出てきたんじゃないですかね。
次は実際の使い方を説明していきたいと思います!ランキングキーワード機能を使う手順は大きく3段階です。
ランキングキーワード機能を使う手順
- ドメインを入力
- フィルタ機能で分析
- 記事をリライトor新規に書く
ランキングキーワード機能を使う手順①ドメインを入力
まずはRank Trackerの「キーワード調査」メニューから「ランキングキーワード」を選択(1-1)。
次に、下記の表に従って設定を行ってください。
# | 項目 | 設定内容 |
---|---|---|
(1-2) | 地域 | Japan(Google) |
(1-3) | デバイス | 携帯 |
(1-4) | トラフィック種別 | 有機 |
(1-5) | ランキング | ページのトップへ100 |
(1-6) | ドメイン | 分析したいドメイン |
(1-7) | 分析対象 | ドメインとサブドメイン |
あとは「検索」をクリックして待つだけです(1-8)。長くても数十秒くらいでデータの取得が完了します。
分析対象の種類は全部で4種類
ちなみに分析対象は「ドメインとサブドメイン」のほかにも種類があります。
以下が解説なので、分析に慣れたら他の種類もぜひ試してみてください!
ドメインとサブドメイン | 指定したドメインと、そのサブドメインで運営されているすべてのWebサイトを分析する。 |
---|---|
ドメイン | 指定したドメイン(サブドメイン)で運営されているWebサイトのみを分析する。 |
Prefix | パス付きのURL(onosj.com/marketing とか)を指定し、その配下にあるページのみを分析する。 |
正確ですURL | URL(onosj.com/4212 とか)を指定し、そのページのみを分析する。 |
ランキングキーワード機能を使う手順②フィルタ機能で分析
データが表示されたら、後は分析するだけ。エクセルとかにコピーして分析しても良いですね。
ここではRank Trackerのフィルタで分析する方法を解説します。
ランキングキーワード機能では、下記のデータを表示し、そして分析できるようになってます。
見るのは基本的に、必須度が★5の項目だけでOKです。他の項目は必要に応じてみてください。
項目 | 解説 | 必須度 |
---|---|---|
キーワード | キーワードの文字列 | ★★★★★ |
ランキング | 分析対象のドメインが獲得している検索順位 | ★★★★★ |
URLが見つかりました | ランクインしているURL | ★★★★★ |
キーワードの難易度 | Rank Trackerが独自に算出している、そのキーワードで検索順位の上位を取得する難易度。ドメインパワー等から分析している。 | ★★★★★ |
検索数 | そのキーワードの月間検索数 | ★★★★★ |
競合性 | Google広告における競合度の高さ | ★★★★★ |
KEI | 「キーワード効率指数(Keyword Efficiency Index)」の略称。Rank Trackerが競合性と検索数から独自に算出した数値で、数値が高いほど上位を獲得した時に収益性が高くなることを示す。 | ★★★★★ |
オーガニックトラフィック | 検索数と検索順とから推測した、月間獲得トラフィック量 | ★★★★★ |
予想される訪問数 | そのキーワードで1位を獲得した場合にどのくらいのトラフィックが来るかの推測値 | ★★★★★ |
キーワードの長さ | キーワードの単語数 | ★★★★★ |
クリック単価 | Google広告で出稿した場合の1クリックあたりの費用 | ★★★★★ |
予想広告クリック数 | Google広告に出稿した場合に得られる予想クリック数 | ★★★★★ |
推定月額PPCコスト | クリック単価と予想項広告クリック数から算出した、Google広告に出稿した場合に消化できる月間広告費の金額 | ★★★★★ |
タグ | そのキーワードに自分が付けたタグ | ★★★★★ |
これらの値を基に、有効なキーワードに絞り込んでいきましょう。
まずは、フィルタアイコンをクリックします(2-1)。
フィルタの設定画面が開きます。
「フィルタの追加」を3回ほど押して、設定項目を増やしてください(2-2)。
その後、まずは下記の条件を指定します。
# | 項目 | 演算子 | 値 |
---|---|---|---|
(2-3) | KEI | 以上 | 1 |
(2-4) | キーワードの難易度 | 未満 | 10 |
(2-5) | 競合性 | 未満 | 0.3 |
条件を指定出来たら「OK」を押して絞り込みます(2-5)。
上の指定内容はあくまで例です。細かい数字の調整は出てきたキーワードの数などを見ながら調整していってください。
その他の項目の数字を使って絞り込んでも良いと思います。自分のブログのドメインを分析しているなら、現在のランキング順位を使って絞り込むのもオススメです。
かなりキーワードが絞り込まれているはずですので、あとは出てきたキーワードで実際に検索するなどしてみましょう。
Rank Tracker上に表示された検索数や、実際の検索結果などを見ながら、狙い目のキーワードを探してください。
ランキングキーワード機能を使う手順③記事をリライトor新規に書く
狙い目のキーワードが見つかったら、あとはそのキーワードで実際に記事を書くだけ。
既に自分のブログがそのキーワードでランクインしている場合ですと、新規に記事を書くよりもリライトの方が良いケースも多いです。
- 記事を新しく書く
- 今ある記事をリライトする
このどっちが良いかはその時々によって異なります。その判断基準については、今度また別記事で解説するので少々お待ちください。
まとめ:ランキングキーワード機能で自分のブログ&ライバルブログを丸裸に!
今回はRank Tracker最大の神機能の1つ「ランキングキーワード機能」について活用法と使い方を解説しました。
この機能を使いこなせれば、ブログ運営の効率が100段階ぐらいアップします。収益化についてもやりやすくなるので、ぜひいろんなブログを分析してみてください!
とくにインフルエンサーのブログとか分析すると面白いです。「へーこんなキーワードでこういうアフィリエイトリンク張るんだ」ってかなり発見が多いですから。
Rank Trackerの他の便利機能は以下の記事にまとめましたので、気になる方は参考にしてください。
≫ 【導入~応用を網羅】Rank Trackerの使い方をプロが解説
機能以外にも、料金とかRank Trackerの全般について改めて復習したい方は以下の記事がオススメです。