賃貸派から持ち家派に変わって購入へと動き出す4つの理由

家造り序章・前準備編 日記

賃貸派だったけど持ち家が欲しくなった理由

こんにちは、小野です。

今日は「賃貸派だったけど持ち家を買おうと思った理由」について書きたいと思います。

今後ぼくが家を買うにあたって、迷った時に初心に戻るための備忘録って感じです。

ただし裏テーマはこれ。

賃貸と持ち家、どっちが自分のライフスタイルや価値観に合うか、買う前にキッチリ考えたほうがいい

「ぼくの場合はこう考えて家を買うことにしました!」って内容を紹介するので、これから家を買おうか迷っている方は参考にしていただければと思います。

賃貸と持ち家にはそれぞれメリットとデメリットがある

賃貸と持ち家にはそれぞれメリットとデメリットがある
小野

賃貸と持ち家にはそれぞれ特徴があり一長一短です

項目賃貸持ち家
資産性ないある
負債化リスクないある
入居費用安い高い
維持費用安い高い
引っ越し簡単難しい
住居費の調整簡単難しい
老後の住居費高い安い
改修できないできる
快適性低め高め
利便性高め予算による

賃貸と持ち家を10項目で比較したのが上記の表です。

どちらが良いか
どちらが得か(損しないか)

こういった視点ではなくどちらが自分のライフスタイルに合っているか」で選ぶのが大切

いろいろと調べて、家族とも話し合う中で、そう確信しました。詳細は前回の連載記事で解説しています。

実はもともと賃貸派。合理的に考えれば、自分は賃貸に住むべき

実はもともと賃貸派です
小野

賃貸&不動産投資が最強だと思ってます

冒頭でお伝えした通り、本記事ではぼくが家を買おうと思った理由を説明するわけですが・・・実はぼく、本来はゴリゴリの賃貸派です。

というか家を買おう!となった今でも、ぶっちゃけ「合理的に考えれば賃貸のほうがいいだろうな…」と思ってます。

まぁ「賃貸派」というより、厳密に言えば「不動産投資派」って感じなんですけどね。

  • 都心&駅近の中古マンションを買う
  • 賃貸に出して収益化、数年で売却
  • また違う中古マンションを買う
  • 以下、繰り返し

自分は安めの賃貸に住んで、上記を繰り返す。

いわゆる損得や経済的な面だけを考えるのなら、これが最強だと確信してます(こう考えてる理由は主題から外れるので本記事では触れません)

家を買うのは「欲しいから」!そう思った4つの理由

家を買うのは「欲しいから」!そう思った4つの理由
小野

ぼくは「家が好き」なんです

上述した通り、ぼくは本来ゴリゴリの賃貸派。それでも家を買おうと思ったのは、一言で言えば「欲しいから」です

特に合理的な理由はなくて、完全に自己満足ですね。笑

ここでは「なぜ家が欲しい」のかについて、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

家が欲しい理由

  1. 好きな家に長く住みたい
  2. 夫婦ともにフルリモート勤務
  3. シアタールームで映画を観たい
  4. 金利が安く若い今なら住宅ローンで有利

家をが欲しい理由① 好きな家に長く住みたい

これは我が家・・・というよりも、ぼくが特にそうなんですけど。

自宅にいるのが好きなんです。

別に外出も嫌いじゃないですよ。ショッピングや旅行、ディズニーランドに行ったりとか、楽しいですよね。

でも家にいるほうが好きなんです。

一番リラックスできる場所は、一番好きな空間であるべき

あなたが最高に幸せを感じるときって、どんなときでしょうか?

ぼくの場合、自分の好きな空間で好きに過ごしている時間です。

  • 静謐な寺社仏閣の境内にある大きな木の下に座ってボーッとする
  • 人が少ない美術館の、好きな絵の前にあるベンチに座ってボーッとする
  • コーヒーの香りがする昔ながらの落ち着いた喫茶店でナポリタンを食べた後ボーッとする

こういう時間が大好きです。

そして特に大好きで、とても大切にしているのが「自宅にいる時間」。

自宅って自分が一番安らげる場所じゃないですか。

だったら、その場所=自宅が一番好きな空間であって欲しいとぼくは思います。

好きなものを長く使うことに幸せを感じます

少し話が逸れますが・・・ぼくは物持ちがとても良い方で、古いものも大事に使います

このブログのメインコンテンツの一つ「革靴」もそうですね。

新品で買ってから10年以上履いてる靴もありますし、60年以上前につくられた革靴を中古で買って履いたりもしてます。

  • 父親の腕時計&野球グローブ
  • 大学時代に買ったスピーカー
  • 大学卒業時に買ったベッド
  • 新卒2年目に買ったソファ

他にもこんな感じで、長く使っているものはたくさん。先代の財布も、妻からもらってから7年ほど使用してました。

気に入ったもの、好きなものを大切に長く使って、育てていきたい

これがぼくの価値観・金銭感覚の根幹。これはこの先も変わらないでしょう。

もちろん家もそうでして、自分が気に入った場所を、長い時間かけて育てていきたいという気持ちがあります。

基本的に長く住むことを前提につくられ、自由に手を入れることができる持ち家は、こんなぼくの価値観にぴったりですね。

賃貸のメリットを活かせず、育てることもできない

賃貸の最大のメリットは「引っ越しが簡単」ってところだと思うんです。

多少のお金はかかるものの、嫌なことがあればすぐに引っ越せばOK。

しかしながら・・・上述の通り、ぼくは気に入った場所に長く留まりたいと考えています。

そのため、このメリットを活かしきれないと考えました。

また賃貸は自由に手を入れられないので、「好きな空間を育てていく」という観点でもできることは限られています。

死ぬまで住めば資産価値など考慮不要

家を買うにあたって、一番気にしがちなのって「資産価値」じゃないでしょうか。

負債となった不動産(「負動産」って呼んだりするらしいです)がニュースで特集されることもあるくらいです。

幸せになるために家を買うのに、それが原因で不幸になるのは最悪ですよね。

  • 住宅ローン破産が怖い
  • 地震でローンだけ残ったら?
  • 売りたくても売れなくなったら…
  • 買った金額より大きく損するかも…

ですからこんな不安を感じて、家の購入に尻込みするのもわかります。ぼくもそうでしたから。

でもぼくは開き直ることにしました。

死ぬまで住めば資産価値なんて関係ない

小野

こうです

まぁ現実的には「終の棲家」のつもりで買っても、長い人生の中で売却することもあるでしょう。というか、その可能性のほうが高いくらいです。

でも、そんな先のことを考えても仕方ないのかなと。

起こる可能性の低いことや、不確定なことを考慮に入れて、今の生活をより良くすることを諦めるのは間違ってるんじゃないかって思いました。

家が欲しい理由② 夫婦ともにフルリモート勤務

これは比較的現実的な理由。

ぼくら夫婦は2人ともフルリモート勤務です。

また子供が2人欲しくて、それぞれに子供部屋もつくってあげたいと考えてます。

賃貸だと広さ・部屋数がぜんぜん足りない

ぼくらが求める間取りって、賃貸には全然ないわけです。

賃貸は主に単身者〜新婚さんがメインターゲットですから。

広くて、部屋数があって、設備が整っていて、立地が良い賃貸物件を探す難易度って、ツチノコを探すのと同じくらい。

賃貸に比べて持ち家は広い物件が多いので、まだ探しやすいんです。

家に長時間いるので、自由に快適な環境をつくっていきたい

フルリモート勤務ということで、もうマジで四六時中、家の中にいます。梅雨時なんかは2〜3日ほど家から一歩も出ないこともあるレベル。

これだけ家にいる時間が長いんで、なるべく快適な環境にしたいんですよね

そう考えると、賃貸よりも持ち家の方が有利です。広いし、自由にDIYもできますから。

家が欲しい理由③ シアタールームをつくりやすい

社会人デビューしたとき、入社してすぐ「全社員の前で自己紹介する」とかいう ブラックな 新進気鋭のベンチャー企業にありがちなイベントがありました。

自己紹介に「将来の夢」を入れ込むよう求められたんですが、ぼくは「自宅にシアタールームが欲しい」と言ったんです

それを聞いて、いろんな人に「(そんなにお金かからんから)すぐに作ればいいじゃん」って言われたことを昨日のことのように覚えています。

小野

まったくわかってないですね

心地よい音響設備、気兼ねせず大音量を出せる防音性、迫力と精緻さを兼ね備えた大画面。そして何より、心から落ち着ける空間。

そういった、満足できる場所がほしいのです。

小学生の頃からシアタールームが欲しかった

人生で初めて「ローマの休日」を観たのが小学3年生。それからずーっと映画を観て育ちました。

大学で一人暮らしになったときは、ツタヤの近くの部屋を選んで、年間400本以上は観てましたね。

そこそこレベルのサラウンドシステムと、安いプロジェクターでのホームシアター。そんなの大学時代に実現してます。ぼくが欲しいのはそれを超えた空間です。

誰にも気を使うことなく、家で大好きな映画を観たい

これは小学生からのぼくの夢なんですよね。

賃貸でシアタールームは難しすぎる

まずシアタールーム付きの賃貸物件てほぼ存在しません。

共用設備でシアタールームが使えるマンションってのも存在しますが、予約が必要だったり、飲食NGだったりと、あまり快適な利用環境が整っているとは言えません。

なので、賃貸だとぼくが求めるシアタールームの実現はかなり厳しいですね・・・。

持ち家なら長期的視点でシアタールームを構築できる

実はシアタールームって、すごい長期的に楽しめる趣味なんです。

  • DIYで調音する
  • いろんな機材を試す
  • スピーカーの最適配置を探る

などなど。とても奥が深いのです。

すぐに最高の環境をつくる必要なんてありません。長い時間をかけて少しずつ育てていけばOK。これもまた、ぼくの価値観に合ってます。

というわけで、箱さえ用意できれば自分でどうにかできる部分も多いのがシアタールームです。

持ち家ならシアタールームのための広い空間を確保しやすいです。何より自分の自由に手を入れることができます。

家が欲しい理由④ 金利が安い!年齢も若い!キャリア的にもちょうどよい!

現在、日銀が「マイナス金利」と言われる政策を続けてます。そのおかげで住宅ローンの金利は史上最低レベル

小野

空前の「借り時」が来ていると言えます

金利が低いので住宅ローンの利息が少なくて済む

例えば「auじぶん銀行」の住宅ローンの場合、借入額と総返済額はそれぞれ以下の通り(変動金利0.41%、金利変動なし、返済期間35年、記事執筆時点)

  • 借入額:5000万円
  • 総返済額:5368万円

5000万円借りても370万円しか利息が発生しません

1ヶ月あたりにすれば9000円です。こんなん借りないと損ってレベル。

今なら住宅ローン控除でさらにお得

現在は住宅ローン控除」という超絶お得制度が存在します。

これは年末の住宅ローン残高の1%が税金から控除される制度(一定の条件を満たす必要があります。詳細はここでは割愛)

先ほど解説した通り現在は史上空前の低金利で、変動金利なら0.5%前後なことが多いです。

いいですか、税金の控除が1%で、金利は0.5%なんです。

つまり今は住宅ローンを借りると逆にお金が増えるんですよね(単純計算です、実際には少し違います)

2022年の税制改正で住宅ローン控除は改悪されるとの噂がありますが、まぁいきなりゼロになるってのも考えにくいかなと。

年齢や就業期間的にベストなタイミング

ぼくは記事執筆時点で32歳。

住宅ローンを借りられる年齢には上限がありますし、借りた時点で若いほど、それだけ返済も早く終えることができます。

加えて今、ぼくの社会人としての信用力も近年で最高レベルなんです。

入ったとき50人くらいだったベンチャー企業が、今や東証一部上場企業で、株価は入社当時の30倍(入社なんてせずに株を買ったほうがよかったかも笑)

住宅ローンは就業期間も審査事項に入ったりしますけど、ぼくは入社から5年経っているので特に問題なし。

就業期間が長くなって、会社の業績も非常に良い今はかなりベストなタイミングと言えるでしょう。

数年以内に転職する可能性も結構高いですし、今を逃すと同レベルのタイミングがかなり先になりそうです。

副業的にも悪くないタイミング

これはまぁ、「ついで」ですが・・・現在、幸運なことに副業でそれなりの収益が上がっています。

開業申請等はしていません。

もし開業申請すれば家賃・光熱費・生活費の一部等を経費に組み込めます。それなりに大きな金額の節税・節約になるはずです。

お得になるのは間違いないのに、なぜやらなかったのか。

それは住宅ローンを始めとする各種ローンの審査に悪影響だからです(借入可能額が大幅に下がる可能性がある)

つまり節約できる税金を無駄に?払い続けてきたのは、将来的に家を買うことを見越していたからなんですね。

せっかく税金を払ってきたわけですし、その時が来たのでは無いのかな、と。

まとめ:「欲しいから」家を買いたいと思いました。

家が欲しい理由

  1. 好きな家に長く住みたい
  2. 夫婦ともにフルリモート勤務
  3. シアタールームで映画を観たい
  4. 金利が安く若い今なら住宅ローンで有利
小野

ぼくが「家が欲しい」と思った理由は上記の4つ

他にも「老後の住居費を圧縮(先払い)できる持ち家の方が安心できる」「通勤・外食・外出が極端に少ないので利便性の高い場所に済む必要性が薄い」などありますけどね。

今回は「ぼくが家を欲しがる理由」という、とてもどうでもいい話をしました。

我が家の(特にぼくの)ライフスタイルが、賃貸よりも持ち家の方が合ってるんですよね。

伝えたかったのは「賃貸と持ち家、どっちが自分のライフスタイルや価値観に合うか、買う前にキッチリ考えたほうがいい」ということです。

まだ買ってないぼくにこんなこと言われるの意味不明かと思いますが、ぜひ一度考えてみていただければと思います。

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