革靴の豆知識

革靴沼に導いてくれた2足の靴

運命の一足

皆さんにとっての、運命の一足は何ですか?

このブログを読んでいる酔狂な方は、おそらく革靴が大好きな方だと思います。

皆さんが革靴にはまった、あるいは靴を大切に扱うようになったきっかけは何だったでしょうか。

こちらの記事で、革靴沼に浸かる黄金パターン?はご紹介したかと思います。

革靴沼・靴磨き沼の深淵たる所以と浸かり方
革靴・靴磨きという趣味の沼性について考える

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しかし、もっと細かい、具体的な「ハマるきっかけ」は本当に人それぞれですよね。

今日は、ぼくが革靴にハマったきっかけを書き留めておきたいと思います。
たまに見返して、初心的なものを思い出せるように。

もともとは大多数の人と同じ「履き潰す人」でした

このブログを読んでいる方の多くは、すでに革靴が好きな方だと思います。

しかし忘れてはならないことがあります。

小野
我々はマイノリティだということ

これです。

世の中の大部分の人は、靴に対してそれほどこだわりはありません。

一年に一足を履き潰し、「靴は消耗品」と認識しています。

小野
もともとは、ぼくも全く同じように考えていました。

靴を買うのは一年に一足くらい。
雨の日も風の日も、毎日同じ靴(スニーカー)を履いていました。

小野
さすがに汚くなってきたなー

ってなったら買い換えて、昔の靴は捨てる。

おそらく「靴に興味のない平均的一般男性」ってこんな感じですよね。

お気に入りの一足の変わり果てた姿を見て「靴を大切にする」ようになった

ぼくの場合、革靴を好きになる前に「靴を大切に扱いたくなる」という段階がありました。

そのきっかけとなったのが、こちらの靴です。

履き潰したスタンスミス1

履き潰された「思い出の一足」

きったねぇ~~~~w

お目汚しすみません。

レザースニーカーにおける王道の中の王道、アディダスのスタンスミスです。

ぼくはこのスタンスミスがすごくお気に入りでした。

当時のぼくには靴のローテーションとかいう概念などありません

ですから、毎日履きます。当然です。
お気に入りなんですから、毎日履きます。

すると、なんということでしょう。
1年後にはこのような姿に。

履き潰されたスタンスミス2

形は変形し

履き潰したスタンスミス3

アッパーやソールに穴があきました。

ある日そのことに気づいて、なぜかすごく悲しい気持ちになったんですね。

スタンスミスの購入価格は、1~1.5万円だったと記憶しております。

そのくらいの金額のスニーカーであれば、それまでも何足も履き潰してきたのに。
お気に入りだったからか、すごく悲しい気持ちになりました。

これが、ぼくが靴を大切にするようになった(靴に気を使うことを覚えた)きっかけです。

このきっかけを与えてくれたこちらのスタンスミス。

履き潰したスタンスミス4

この時の気持ちを忘れないよう、未だに持ってます。
(たまに履いてます笑)

ローテーションの概念を教えてくれたGoogle先生

いつまでも悲しい気分ではいられません。

小野
次は、もっと大切に履こう

決意を新たにし、ぼくはスタンスミスを買い換えました。

「靴 長持ち」とかでGoogle検索し、スニーカーを長く履くための方法を模索します。

すると、一瞬でローテーションの概念を知ります。

小野
目からウロコです。

今まで、自分はなんてことを靴にしてきたんだと。
そりゃそうだ。毎日履くとか、そんなもんすぐダメになるに決まってる。

そう思い、スニーカーを買い足します(ニューバランスの996とか)。

基本的にぼくは私服で仕事をしています。

毎日私服だと、スニーカーが足りません。このころはわざわざ私服で着るという発想もありませんでしたし。

そこで、あえてスーツを着ることでスニーカー以外を履く日をつくります。

そうしてなんとか中二日くらいのローテーションをするようになりました

運命の日。先輩の靴かっこいい!

靴を大切に履く
=ローテーションさえすれば大丈夫

こう思ってるので、特に磨いたりはしません

また、お気に入りの靴以外は「ローテーション要員」です。

小野
お気に入りの靴を休ませるためだけの存在

スーツに合わせる革靴も、2足くらい持ってましたが、手入れとか全くしません

それで本当に「靴を大切にするようになった」って言えるの?ってツッコみたいところですが、やめてください。本人はいたって真面目に、大切にしているつもりです。

そんなある日。運命の日。

金曜日です。雨が降っていました。

その日は朝から事業提携しているパートナーさんとの打ち合わせが入っていました。
雨の日用の撥水加工された靴(多分普通の合皮だったと思います)を履き、パートナーさんの会社に向かいます。

その打ち合わせには、会社の先輩も同席することになっていたので、エントランスで待ち合せます。

来ました。先輩です。

服メッチャ被ってる。

ネイビーのジャケット、グレーのスラックス。

ジャケパンのサラリーマンを100人集めたら、たぶん40人くらいはこのスタイルです。

被っても仕方ない。メッチャ恥ずかしいけど。

ただ、違いが1つだけ。

同じ黒い靴を履いているのに、先輩の靴がとんでもなくかっこよかったんですね。

今でもはっきり覚えています。

黒のサイドゴアブーツでした。
シンプルなプレーントゥ。スムースレザーです。

それと比べて、2年くらい前から履いてる自分の靴が凄くボロボロでかっこ悪い。

ところどころ色が薄くなり、剥げている感じ。
合皮がクッタクタで、型崩れしている。
サイズもあってなくて、野暮ったい印象。

服装がほとんど同じだけに、靴の差がすごく目立って、とても恥ずかしくて。

小野
帰りたくなりました

でも大切な打ち合わせがあります。
しょうがないから、仕事しました。

運命の一足となる革靴を購入

翌日は土曜日。早速買い物です。

小野
もちろん狙いはスーツに使える革靴

ネットで調べたところ、革靴を買うなら新宿の伊勢丹メンズ館が最強と知ります。

行きます。伊勢丹メンズ館。最強の革靴を手に入れるために。

予算は3万円。
それまで買ってた靴は高くても1.5万円くらい。

倍です

最強の革靴を手に入れるために、倍の予算を付けました。

小野
3万円あれば、余裕で最強の革靴が手に入るはず。

で、意気揚々と乗り込んだ、伊勢丹メンズ館地下1階の靴売り場。

すげーーーー!
めっちゃ靴ある!
最強じゃん!

こんな感じでしたね。

こういう高級な靴売り場に初めて入った人は、たぶんだいたいこんな感じになるんじゃないでしょうか。

そしていろいろ物色するわけですが、一足の靴が目に止まります。

いや、目を離せなくなりました

小野
なんだこれ!
めっっっっちゃかっこいいやんけ!

だがしかし。倍にした予算の、さらに倍以上のお値段です。

小野
欲しい・・・が、高い・・・いやでも・・

試着もせずに2時間くらいずっとうなってましたね。アホです。

小野
・・・試着だけなら

試着だけで終わるはずがありません。
こうしてぼくの手元に来たのが、これ。

革靴にはまるきっかけになったチェルシー8

クロケット&ジョーンズのチェルシー8です。

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ええ。サイドゴアブーツです。

小野
影響されやすいタイプ♪

この靴が、ぼくが革靴にはまるきっかけとなった運命の一足です。

「靴磨き」の魅力から、革靴にハマる

初めての高級革靴です。
まごう事なき、高級革靴です。

小野
お手入れしなきゃ!(使命感)

ネットで調べまくって、靴磨きをするようになります。

靴磨きをしているうちに、

ああ、この靴はなんてかっこいいんだろう

とか思います。
手入れをするほど、チェルシー8は応えてくれました。
スニーカーでは感じることのなかった魅力です。

小野
こんなかっこいい靴を毎日履きたい!

こう思うまで時間はかかりませんでしたね。笑
翌月には2足目の革靴をご購入です。

ここから先は、下記の記事にある黄金パターンとほぼ一緒です。

革靴沼・靴磨き沼の深淵たる所以と浸かり方
革靴・靴磨きという趣味の沼性について考える

続きを見る

皆さんの運命の一足は何でしたか?

ぼくの場合はクロケット&ジョーンズのチェルシー8でした。

革靴好きの皆さんにも、何かしらのきっかけとなった「運命の一足」があるのではないでしょうか。

もしよかったら、Twitterとかで運命の一足を教えていただければと思います。

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