革靴にはハマったきっかけの記事にてご紹介した通り、ぼくが革靴沼に浸かる、その第一歩となったのがこの靴。
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)のチェルシー8(CHELSEA8)です。
趣味ブログをやる以上、所有している革靴の素晴らしさを伝える記事を書かざるを得ないわけです。
じゃあ、その1足目にはどの靴を選ぶのか。
ぼくの場合は、革靴を好きになるきっかけにもなった、クロケット&ジョーンズのチェルシー8しかないかなと思ったので。
本日はチェルシー8の素晴らしさをお伝えできればと思います!
チェルシー8の基礎知識
まずは製造元であるクロケット&ジョーンズと、チェルシー8に関する基本的なことをご紹介。
クロケット&ジョーンズについて
クロケット&ジョーンズは1800年代にイギリスのノーザンプトンで生まれたシューメーカーです。
世界一多くのラスト(木型)を持つことで知られます。世界中の名だたるブランドのOEMを手がけてきたことでも有名です。
確かな技術と多種多様なラストにより生み出される靴は、バラエティの豊かさと、何よりその美しさから、世界中の靴好きの足元を飾っています。
クロケット&ジョーンズについては以前、以下の記事にて詳細にまとめましたので、お時間のある時に読んでみてください(死ぬほど長いです)。
-
メンズ革靴のオススメNo.1? クロケット&ジョーンズとは
続きを見る
チェルシーは11種類ある
クロケット&ジョーンズでつくられるサイドゴアブーツの多くが「チェルシー」と呼ばれています。
ぼくの知る限り、チェルシー(無印)からチェルシー11まで、11通りの型違いが存在しています。
日本では
- チェルシー3:
スクエアトゥ、ラスト238 - チェルシー5:
丸っこい形、ラスト335 - チェルシー8:
今回紹介するやつ
この辺が多く出回っている気がします。
サイドゴアブーツの起源はヴィクトリア女王
この、紐を無くして靴の両サイドにゴムを配することで、着脱を楽にしている形の靴。
これを日本では「サイドゴアブーツ」と呼ぶことが多いですよね。
ただこの形の靴、「チェルシーブーツ」とも言うんですよ。
イギリスのヴィクトリア女王のためにつくられた、靴ひもを排する代わりにゴムを用いることで、フィット感を高めつつ着脱を容易にした靴。1830年代に初めてつくられたそうです。
それが現代のチェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)の起源です。
伝説的アーティストが履いて人気が爆発
その後、1960年代、世界一有名なあのアーティストがこの靴を履くことで人気に火が付きます。
ビートルズですね。
ほら。
ほらほら!
よく見ると履いてますよね。
彼らが履いたことで一大ブームとなりました。
その流行の中心地となったのがイギリスのチェルシー地区だったことから、「チェルシーブーツ」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに日本一有名な幕末の志士も履いてます。よく見てみるとわかると思います。
クロケット&ジョーンズがつくるチェルシーブーツ、靴の形の名前がそのまま「チェルシー」というモデル名になったというわけです。
チェルシー8詳細データ
高級靴を買ったのが初めてだったのもあり、実は・・・
そのため、正しい型番や色名等の詳細が不明になってしまっております。申し訳ございません。
ブランド | クロケット&ジョーンズ (CROCKETT&JONES) |
---|---|
モデル名 | チェルシー8 (CHELSEA 8) |
型番 | 不明 (ライニングには「5887 18」の表記) |
ラスト | 341 |
色 | 不明 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | 不明 |
靴底 | ラバーソール (ダイナイトソール) |
生産国 | イギリス |
サイズ | 7 |
ウィズ | E |
定価 | ¥91,800(税込) |
購入後3年のエイジング状態
確か購入したのは、2016年の秋頃です。
それから3年経過し、今こうなってます。
どうですか。渋くないですか。
ああああああ美しい
上からもパシャリ。
チェルシー8は比較的甲が高めだと思います。
ぼくは足が薄いので、甲の部分に深い皺が入ってしまっています。
履くとそれほど気にならないんですけどね。
ちなみに履いた時の写真がこちら。
でもいいんです。味です。大好きです。
この靴を購入した当初は靴磨きの何たるかもわかっておらず、数か月にわたって磨くことなく放置してしまったこともあり・・・本当によく今の状態で持ちこたえてくれたと思います。
これからはちゃんと大切にするので、今後ともよろしくお願いします。
先ほど検索してみたところ、ブラックやスエードのチェルシー8はあったのですが、ぼくの所有しているものと同じ色のモデルは見つけられませんでした。
今後も末永く履いていきたいと思います。
5年経過したら、またこちらに写真アップするかもしれません。
購入直後は履くたびに靴擦れして苦しんだことも、今となってはいい思い出です。
現在はぼくの足の形に見事に沈み込み、ミラクルフィットです。
凄く歩きやすくて、着脱もしやすいためちょっと距離を歩いたりする必要がある日はたいてい履いていきます。
色的に雨染みができやすいので、ラバーソールではありますが、雨の日には履けないんですけどね。
(黒のモデルなら雨でも全く問題ないと思います!)
これから徐々に涼しくなってくるとブーツの出番も増えます。
そんな時、フォーマルにもカジュアルにも使えるこいつはすごい役立ってくれるんです。
それに、靴好きの方ならわかってくれるはず。
忘年会&新年会の会場が靴を脱ぐ必要がある場所だった時のがっくり感。
そんな時も、チェルシーなら余裕です!
ばんばん脱ぎ履き出来ます!
チェルシー8、これからの時期は特に超おすすめです!
ちょっと宣伝革靴紳士にAmazonプライムは必須って話
革靴紳士なら「ああああああこのクリーム使ってみたいぃぃ」とか「中華料理屋で油垂らしちまったぁあ゛」とかあると思うんです。
そんな時、Amazonプライムに加入してさえいれば、必要なケア用品が早くて翌日に手に入りますからね。
他にも
Amazonプライムのその他メリット
- Prime Musicでジャズ聴きながら靴磨き
- Prime Videoで映画流しながら靴磨き
- Prime Readingで靴&服の情報収集
こんな使い方ができまして、紳士としては必須の嗜みです。まだ加入してないって少しキツイので、まだの方はぜひご検討ください。今なら30日間の無料体験が付いてくるので、(ありえませんが)万が一気に入らなければその間に退会すればOKです。