こんにちは、小野です
第四回打合せから3週間・・・マイ仲さんへの苦情電話から約2週間・・・
ついに第五回目の打合せの日がやってきましたので、家族総出でツリーハウジングの事務所に行ってきました。
やっぱりダメそうだった話
前回の記事で紹介した、マイ仲さんに伝えたぼくのもやもやポイントは以下の4つです
もやもやポイント
- 修正理由が時間経過
- 理由を聞かずに二者択一
- できない理由は施主の要望
- 考えている様子が見受けられない
これらを踏まえ、どんな提案が待っているのか・・・。
どうぞ。こちら、前回の話を踏まえての修正プランです
(んん!?)
何事もなかったかのように普通に打ち合わせを進めるのでぼくはビックリしちゃいましたよ。
しかも指摘した点の中でも、以下のポイントはほとんど直ってないし。第二回の打合せで依頼した数々のポイントも反映されていません。
- LDKに入ってすぐの圧迫感&乱雑感
- 和室からWICの導線、小上がり不可
- 和室とLDの分離、LDの狭さ
- 2階西側に主寝室が欲しい
この3週間、マジで何してたんだろう
本当に疑問。
これ以上、話をこのまま進めてもまた時間が無駄になってしまいます。
そう思いまして、とあるアイテムを、テーブルの上にぶちまけました。どうしてもダメそうなら、使おうと思ってこっそり用意していたものです。
10種の自作間取りを持ってきた話
そのアイテムというのは・・・
ぼくが自作した、10種類の間取り図です。
土地に対して、
- 駐車場の位置
- 家全体の配置
- 階段の位置
などなどを変更しながらつくった、それぞれ異なる10種類の間取りです。
もちろん、上述したような気になるポイントはクリアしてますし、要望書の中身も全て網羅してます。
本当は見せるつもり無かったんですが・・・。
素人のぼくでも、このくらいの数の間取り候補はつくれますし、それぞれのメリット・デメリットを説明できます
なぜ濃タッチさんはこのL字型にこだわるんですか?
今の家の駐車場配置から、この形が良いと思うからです
以前お伝えした通り、コスト面の問題は後からでも考えられますし、最終的な決定はぼくら夫婦で話し合って決めます
フラットに考えて、改めて間取り図を10種類持ってきました。この中から、御社の意見も踏まえつつ、ベースになる間取りを決めましょう
か、かしこまりました
というわけで、ぼくが決めた間取りをベースにプランニングを進めることになりました。
真面目な話として、本当はこういうことやりたくなかったんです。プロである設計士が出した間取りをベースに進めたかった。
でも話が一向に進まないので、諦めることにしたんです。
ちなみに「ベースを決めていただかないと、進めようがないんですよね」みたいなことを言われました。
なんかぼくが悪いみたいになってるwww
ぼくが最初にベースプランの修正を依頼してから、この時点で2ヶ月近く経ってるんですよ。それだけの時間があって、全く修正が進まなかったのはぼくのせいなんでしょうかね。
厳選された間取りのポイントを紹介!!
気を取り直して・・・・と!
今回、ぼくが作成した10個の間取りの中から、皆で話し合って1つを厳選しました。
今後はこの間取りをベースに検討を進めていくことになります。
ここで、ぼくが作成した間取りの詳細と各ポイントを紹介したいと思います!
※ 1週間やそこらで10種の間取りをつくったので、完成度が低めです。ご容赦ください
自作間取りのポイント
- キッチンの近くに水回りを集約
- 玄関扉から入った先にある壁
- 玄関横に細長く続く土間部分
- LDKに入った際の視線の抜け
- 階段下を利用した犬スペース
- 洗濯動線を横一直線に配置
- 2階にも洗面台を追加
自作間取りのポイント① キッチンの近くに水回りを集約
前に作成した最初の自作間取りは「キッチンと他の水回りの距離が遠い」と言う理由から却下されてしまいました。
そこで、キッチンからパントリーを抜けて水回りに直行できる動線を確保。
結果的にトイレを中心とした回遊動線に仕上がっています。
これは絶対に便利!
自作間取りのポイント② 玄関扉から入った先にある壁
玄関から入った先に見える壁。
この壁に扉をつければ、キッチンに直行できるので便利ですよね。
でも、あえて扉をつけませんでした。
というのも・・・
玄関から入って正面にある壁ってインテリア上、かなり大切なんじゃないかと思ったのです。
こんな感じで、玄関正面の壁のデザインを良い感じにできれば、それだけで来客にオシャレなイメージを受け付けることができるはず
自作間取りのポイント③ 玄関横に細長く続く土間部分
階段をあえて、家の端っこである玄関脇に配置しました。
これにより、階段下を玄関から続く土間にすることができます。
階段下の活用を考える上で、一番の難点が天井高ですよね。階段がある以上、天井高を高くすることはできませんし、それは使い勝手に大きく影響します。
そこで土間を利用します。
玄関土間は通常、1階の床より低く設定されています。
階段下を玄関続きの土間にすることで床が下がり、結果的に天井の低さが気にならなくなるはずです。
少し細長い空間になってしまいましたが、それでも
- 台風時などの自転車待避所
- 屋外の掃除用具置き場
- アウトドア用品収納
などとして活用できるかと思います。
完全に収納にした場合はロールカーテンで隠すと思います。
来客に見せても大丈夫なものしか置かないならフルオープンに。そうなれば、玄関をかなり広く見せてくれると思います
自作間取りのポイント④ LDKに入った際の視線の抜け
これが今回の間取り作成で一番意識したポイントかもしれません。
LDKに入る扉を開けると、正面に掃き出し窓。さらに斜め前方の和室を抜けた先にも窓を配置しました。
これによって、LDKに入った瞬間に視線が外部に抜けて、広く感じる効果が得られるはず。
リビングの掃き出し窓の外にウッドデッキを設ければ、さらなる広見え効果が期待できるかもしれません。
また、下屋部分を利用して勾配天井にするのも素敵ですね。
LDKに入った瞬間の視線の抜けは開放感に直結するので、強く意識して間取りを作成しました
自作間取りのポイント⑤ 階段下を利用した犬スペース
要望書に入れていたものの、なかなか実現できていなかった犬スペース。
これを階段下に入れることで実現しました。
この部分の天井高は、
- 一番低い場所:50cm前後
- 一番高い場所:1m前後
こんな感じでして、一番低い場所はなかなか手狭ですね。
ですが最大でも中型犬くらいしか飼う予定はありませんので、十分かと判断しました
自作間取りのポイント⑥ 洗濯動線を横一直線に配置
脱衣室・洗面室・納戸を一直線で結んでいます。みたらしのことを考えて意識した動線計画です。
- 脱衣室で服を脱いで洗濯かごへ
- 汚れ物は洗面室で浸け置き
- 脱衣室で洗濯&乾燥
- 乾いたら納戸へ
この動線はかなりの家事楽動線だと思います(何度は実質的にWICとして使います)。
トイレも隣接。手は洗面台でガッツリ洗えます。
納戸の他にパントリーも隣接していることから、脱衣室・洗面室・トイレで使うストック用品の収納場所にも困りません。
最高!これは文句なし!
自作間取りのポイント⑦ 2階にも洗面台を追加
2階にも洗面台を追加しました。
ぼくは2階で仕事をすることになるので、水場があったほうが便利だからです。
ただしトイレから少し距離ができてしまいました。
子供部屋を調整すればトイレの目の前に洗面台を置くこともできたと思いますが、階段ホールを利用した開放感のある洗面台にすることを優先しました
課題:冷蔵庫とワークスペースが迷子
やっぱり素人なので課題も残りまして・・・
みたらしのワークスペースと、冷蔵庫の居場所がいまいち定まりませんでした。
とりあえずキッチン付近においてますが、かなり微妙です。
ちょっとどうすれば良いかわからなくなっちゃったので、なんとかしてください!
かしこまりました!
まとめ:諦めて自作間取りをベースに進めることにしました
自作間取りのポイント
- キッチンの近くに水回りを集約
- 玄関扉から入った先にある壁
- 玄関横に細長く続く土間部分
- LDKに入った際の視線の抜け
- 階段下を利用した犬スペース
- 洗濯動線を横一直線に配置
- 2階にも洗面台を追加
こんな感じの間取りを自分で作成し、それをベースに検討することにしました
本当はこういうこと、したくなかったんですけどね。話が進まないので仕方がありません。
ぼくの進め方が悪かったのかなと今では(ちょっとだけ)反省しています。
今回ご紹介したぼくの自作間取りをベースに、濃タッチさんが調整した本式のプランを次回はご紹介します。