ぼくはWebディレクター歴8年。
今ではPM(プロダクトマネージャー)としてサービスに関わることの方が多いですが、これまで数々のWebサイトの企画開発・グロースを経験してきました。
また、ブログも高校生からやってます。予備校代や大学の学費はすべてアフィリエイトで稼ぎました。
そうした経験から言えるのが、Webディレクターは全員もれなく副業ブログをすべきってこと。今回はその理由を全力で解説します。
WebディレクターはWebのゼネラリスト
まずはWebディレクターという職業について簡単におさらいです。
WebディレクターはWeb制作チームにおけるリーダーです。
Web制作チームに入る職種の例
- ライター
- コーダー
- デザイナー
- エンジニア
- マーケター
Web制作はこういった様々な職種の方々とチームを組んで行います。このチームの指揮を執るのがWebディレクター。
不足を補うのが仕事
Webディレクターの主な役割の1つが「チームに足りないものを埋めること」です。
お金やチームのリソース、時間など。
何か足りないものが出たら、それを補うのがWebディレクターの仕事。
その方法は様々ですが、その1つが「自分でやる」ってこと。
なので、Webディレクターを長くやってる方ほど、いろんなスキルを持ってることが多いです。
多職種とのコミュニケーションが必須
様々な職種がいるチームでリーダーをやるわけですから、当然それぞれのメンバーとうまくコミュニケーションをとらないといけません。
そのためには、彼らの話す専門用語を理解する必要があります。
エンジニアと話すときはプログラムの知識、
デザイナーと話すときはデザインの知識、
ライターと話すときはライティングの知識、
といったように、各分野ごとの基礎知識が無いと、リーダーなんて務まらないわけです。
Web全般の知識と、学び続ける姿勢が必要
- 足りなきゃ自分が対応
- メンバーと話すための基礎知識
こういった理由から、WebディレクターにはWebに関する広範な知識・経験・能力が求められます。
ただでさえ変化の速いWeb業界。
その中でも、Webディレクターに求められる知識・能力はとんでもない量です。
当然、常に勉強し続けることが必要になります。
Webディレクターが副業ブログをすべき3つの理由
ここでいう「副業ブログ」とは、WordPressを始めとするCMSを使ったブログ・Webサイトの運営のことを指しています。
Webディレクターが成長するための手段として、副業ブログは神です。
副業ブログをやるべき3つの理由
- スキルアップ
- アウトプット
- 収入増加
理由① スキルアップにつながる
- 7個のスキル習得
- 実践による本物の能力
- 本業で足りない部分をカバー
ブログを運営するには様々な作業が必要。それを通して、これらのスキルが身につきます。
ブログで伸びるスキル
- 企画力
- 提案力
- 伝達力
- 開発の理解
- デザインの理解
- マーケティング
- メディアの運営
環境によっては本業でなかなか得られないスキルもあります。副業ブログを通して自力獲得しましょう。
企画力
ブログや記事の新規作成・運営を通し、企画力が身につきます。
Webディレクターは企画力が無いと給料が伸びません。
言われたものを作ってるだけだと、都市圏でも年収400万円台でストップ。自分で企画し、収益を出せるようになって初めて給料が上がります。
提案力
ブログ運営をこのようにとらえることで、提案力のトレーニングにつながります。
ブログと仕事の共通点
- 読者=経営者
- 記事=提案書
- 成果=提案の承認
Webディレクターは経営者や上長に提案し、承認してもらって初めて企画を実現できます。
提案力を鍛えて、本業でもバンバン自分の企画を通せるようになりましょう。
伝達力
ディレクターはとにかくテキストコミュニケーションが多い職業。
特にこれからはテレワーク・リモートワークの浸透により、テキストコミュニケーションの重要性は間違いなく上がります。
文字での伝達力、つまり「文字を使って相手に正確に自分の意図を伝える能力」が求められるわけです。
開発の理解
WordPressでブログをやると、HTMLやCSS、PHP、サーバー・ドメイン管理などができるようになります。
サーバーサイドからフロントエンドまで、基礎的な部分を触れるのですごく勉強になるんです。
デザインの理解
エンジニアと同様、デザイナーとのコミュニケーションも重要です。
自分で一通りデザインを経験すると、デザイナーとのコミュニケーションがスムーズに進むようになります。
マーケティング
自分でPDCAを回さないとブログのアクセス数は伸びません。
その過程で、SEOを中心とするマーケティングの知識が身につきます。また、アクセス解析などの周辺知識も手に入ります。
メディアの運営
ブログ運営=メディア運営です。
特に制作会社のディレクターでは身に着けにくい、実際の運営スキルが身につきます。
理由② アウトプットの場になる
- インプットのみは不十分
- マーケのスキルはブログで実験
- その他のスキルは記事化で解説
ディレクターは多くの学びが必要なので、逆にインプット過多になりがち。
アウトプットしないと活用できる知識・能力にはなりません。勉強したら必ず実践しましょう。
ですが、勉強したことを実践する機会というのは意外に少ないです。本業のサイトを自分の好き勝手にできる人はなかなかいません。
マーケなどの知識はブログで実際に試してみましょう。それ以外の知識も、他人に解説するつもりで記事化してください。
そうすることで、ただ情報を頭に入れるのに比べて100倍はスキルとして定着しやすいです。
理由③ 収入増加につながる
- スキルアップで本業収入増
- ブログ収益で副業収入増
- 転職で有利になることも
ここまで解説したとおり、Webディレクターがブログを通して得られるスキルはすごく多い。
これが本業での成果につながり、給料が上がるなんてことも珍しくないです。
また、副業ブログをしっかりやっていれば、ほぼ確実に収益化します。
スキルアップになってお金ももらえるとか、控えめに言って神です。
すぐに転職が難しい場合も、とりあえず内緒で始めましょう。すぐに収益が出るわけじゃないですし。
上手にやればバレずに続けることもできます。現にぼくはバレてない。
仮にバレて怒られたら、かなりイケてない会社なので転職すればOKです。副業で培ったスキルもあるので、年収アップの可能性は高い。
まとめ:Webディレクターは全員ブログやるべき
というわけで、Webディレクターは全員副業ブログをやるべき。まだやってない方は今すぐブログを始めてください。
その理由をまとめるとこうですね。
副業ブログをやるべき3つの理由
- スキルアップ
- アウトプット
- 収入増加
特にスキルアップ効果が大きいのでオススメ。これほど副業ブログと相性のいい職業もなかなかありません。
Webディレクターは地道に本を読んで勉強するより、実践あるのみ。とにかくブログを使って自分のスキルを伸ばしていってください。