革靴のお手入れ歴10年、もちろんブートブラックのリッチモイスチャーも愛用しているぼくがこれらの疑問に答えます。
リッチモイスチャーってマジでたくさんの靴好きが愛用している製品なんですが、その理由がこちら。
リッチモイスチャーのメリット
- 履き心地が良くなる
- 1本でお手入れできる
- たいていの革靴に使える
- 革靴の寿命を延ばしてくれる
今回はこういったリッチモイスチャーのメリットはもちろん、
- デメリット
- 使い方
- 使用上の注意点
- 使うべき頻度
など、リッチモイスチャーについて知るべきすべてのことを解説したいと思います。
リッチモイスチャー、マジで愛されてる件
上記が噂のブートブラックのリッチモイスチャーです。
そして、こちらをご覧ください。
ブートブラックのリッチモイスチャーとアーティストパレット使ったらエロい感じの艶になったな
(滅茶苦茶磨いた) pic.twitter.com/x4jQSbSYNY— Kazuki (@Li_Na_K_Rb_Cs) February 9, 2019
SHANNONちゃん、綺麗になったね❤️
ブートブラックのリッチモイスチャー凄い。
クリームが浸透しないと噂のポリッシュバインダーにも浸透する(時間かかるけど)
革が潤いで柔らかくなってアンチエイジングだね♪ pic.twitter.com/yeeqe8JfOA— Shin-know? (@Shin_know) May 1, 2019
今日はハンツマン手入れ載せていきまーす🎵
ブラシ
馬×2,豚×1,山羊×1
クリーナー
ブートブラックリッチモイスチャー(植物系オイル)
イングリッシュギルドビーズリッチ(無色*デリケートクリーム)
綿100%布
水 pic.twitter.com/58dx6OG8b4— ☆アッキィ☆ (@ddjpadabc) January 13, 2016
めちゃくちゃたくさんの靴好きたちに愛用されてるのが、リッチモイスチャーなんですね。
リッチモイスチャーの詳細情報
商品名 | BootBlack リッチモイスチャー |
---|---|
販売元 | 株式会社コロンブス |
定価 | 3,000 円(税別) |
内容量 | 100 ml |
成分 | ろう、油脂、乳化剤、水 |
種類 | 乳化性 |
リッチモイスチャーは日本が誇る世界的革靴用品メーカー「コロンブス」が販売している商品の1つ。その中でも最高級ラインであるBootBlackから出ている「油性デリケートクリーム」と言えるアイテムです。
非常に優れた保湿成分が含まれており、リッチモイスチャーを使うだけで乾いた革靴がみるみる蘇ります。抗酸化作用に優れているので、これを使っているだけで革の劣化を抑え、革靴の寿命を延ばしてくれる効果が期待できるんです。
リッチモイスチャーの4つの代表成分
- オーガニックアルガンオイル
- マカダミアナッツバター
- ヒマワリバター
- カルナバワックス
主要成分はこんな感じ。
詳しく書かれているのが下記の文章です。
(読みづらいかもですが、公式に敬意を払って改行もそのまま転記してます)
栄養豊富なオーガニックアルガンオイル配合
●天然アルガンオイルが革の繊維に素早く浸透し、栄養と柔軟性を与えます。●マカダミアナッツバターとひまわりバターがゆっくりと革に馴染むことにより潤いを与え、なめらかな感触を保ちます。●植物性ワックス(カルナバ)が革の表面に薄い保護膜を作り、自然な艶を持続させます。●抗酸化作用の高いオイルとバターが革の劣化をおだやかにします。●革に優しい中性タイプです。●どんな色の革にも使えます。
重要なポイントをまとめるとこうなります。
成分の重要ポイント
- 化粧品にも使われる「アルガンオイル」
- 潤いをキープする2つの「バター」
- 艶出し効果の「カルナバワックス」
- 栄養補給に特化して「水分少な目」
重要成分①化粧品にも使われる「アルガンオイル」
アルガンオイルはモロッコ原産の「アルガンツリー」という植物からつくられるオイル。化粧品やシャンプー・コンディショナーなどにも幅広く使われています。
とにかくお肌や髪に優しく、栄養豊富なオイルです。
天然の防腐剤とも呼ばれるビタミンEが豊富で、オリーブオイルの4~10倍程度が含まれているのだとか。そのおかげで、抗酸化作用に非常に優れているという特徴があります。
つまり革の劣化を抑え、寿命を延ばす効果が期待できるということ。
そして、植物由来のオイルという点も注目です。植物性のオイルは常温で液体なので、革の繊維の奥まで素早く浸透し、栄養と柔軟性を与えてくれます。
重要成分②潤いをキープする2つの「バター」
リッチモイスチャーにはこの2つのバターが配合されています。
- マカダミアナッツバター
- ヒマワリバター
これらはアルガンオイルと比べて浸透がゆっくり進むという特性があります。
アルガンオイルと浸透時間に差を設けることで、持続的な潤いを与えてくれるそうです。
ちなみにこいつらもアルガンオイルと同様にビタミンEが豊富で、革を長持ちさせる効果があります。
重要成分③艶出し効果の「カルナバワックス」
植物性のロウ分である「カルナバワックス」が配合されてます。
なので磨いてあげると、植物性らしい自然なツヤが出ます。
ビッカビカに光らせるのが好きな方は物足りないかもですが、自然な光沢が好きな方にはちょうどいい光具合に仕上がります。
重要成分④栄養補給に特化して「水分少な目」
水分は必要最低限に抑えられているようです。
リッチモイスチャーは水分をほとんど含まない代わりに、上で解説した通りオイルに重点を置いてます。
それにより革にしっとり感を与えること、そしてそれを持続させることに特化した製品になっているといってよいでしょう。
リッチモイスチャーのデメリット&メリットを紹介
リッチモイスチャーが素材にこだわり抜かれた素晴らしいオイルだというのが理解できたかと思います。
本当に良い商品なんですが、もちろんデメリット・メリットの両方があります。購入時は両方を把握することが大切です。
4つのデメリット
まずはデメリットから。主にこの4つがリッチモイスチャーの弱点です。
リッチモイスチャーのデメリット
- 価格が高い
- 光沢は控えめ
- 出しづら過ぎる
- 水分がほぼ含まれてない
リッチモイスチャーのデメリット①価格が高い
リッチモイスチャー、なんと税別で3000円もします。
リッチモイスチャーは「油性デリケートクリーム」と言える商品。大体のデリケートクリームが1000円ほどで買える中、3000円というのはかなり強気なお値段と言っていいでしょう。
まぁ、主成分であるアルガンオイルってめっちゃ高いので、仕方ないんですけどね。ピュアなアルガンオイルって、50mlで3000円くらいしますから。
リッチモイスチャーのデメリット②光沢は控えめ
ロウ分が含まれていますが、これで出せるツヤはそこまで強くありません。リッチモイスチャーだけでは物足りないという方も多いと思います。
そうなると靴クリームを使って靴磨きもする必要がありますが、その場合ロウ分は逆に邪魔になりますよね。
すでに靴に膜が張られた状態になってるわけですから、靴クリームの成分が浸透しづらくなります。
リッチモイスチャーのデメリット③出しづら過ぎる
使い方のところで解説しますが、本当にビンから出てきません。これマジでどうにかしてほしい。
リッチモイスチャーのデメリット④水分がほぼ含まれてない
革靴には水分と油分の両方が必要です。
リッチモイスチャーはオイルに重きを置いた製品ですので、水分は限りなく少なくなってます。
乾燥している靴に使用する場合は、水分補給を別の製品で補ってあげる必要があるかと思います。
4つのメリット【革靴好きたちを魅了する理由】
こういったデメリットもある中、多くの革靴たちがリッチモイスチャーに魅了されています。
次はその理由、つまりリッチモイスチャーのメリットを解説します。
リッチモイスチャーのメリット
- 履き心地が良くなる
- 1本でお手入れできる
- たいていの革靴に使える
- 革靴の寿命を延ばしてくれる
リッチモイスチャーのメリット①履き心地が良くなる
リッチモイスチャーはオイル成分が優れており、革への浸透力がとても強い製品です。これを使うことで、革が柔らかくしなやかに仕上がります。
これはもうやってみないとわからないので、気になる方は今すぐ買って試してください。
革を柔らかくする効果があるので、局所的に使うことで革靴の痛み軽減にも活用できます。
リッチモイスチャーのメリット②1本でお手入れ完了できる
リッチモイスチャーは革靴に必要な栄養分だけじゃなく、ワックスも含まれていてツヤも出せるようになっています。
つまり、靴磨きをしなくてもこれ1本でお手入れを完結できるよう作られているんです。
靴クリームとかを何個もそろえたくない人は、これだけ買えばOKなので楽すぎですね。
リッチモイスチャーのメリット③たいていの靴に使える
確かに使えない革もありますが、スムースレザーの革靴ならだいたいどんな靴にも使用できます。
無色なのがいいですね。
下手に色が付いてると、その色の靴にしか使えなくなってしまいます。
リッチモイスチャーのメリット④革靴の寿命を延ばしてくれる
リッチモイスチャーは革靴に余計な負荷を与えない中性成分でできています。。
またアルガンオイルに代表される抗酸化作用により、革靴の劣化を抑えてくれる効果があるのが嬉しいです。
大切な革靴、長く履きたいじゃないですか。
リッチモイスチャーはそのお手伝いをしてくれます。
リッチモイスチャー購入ならネットが最強
リッチモイスチャーは全国の百貨店や靴磨き専門店、ECサイトなどで購入できます。
少し高額な商品なので、実店舗で売ってるところは少な目です。探すのに手間取るかもしれません。
苦労して販売している実店舗を見つけても、実際に試してから購入とかはできませんので損です。そのためぼくとしてはネットで買うのが圧倒的に便利でオススメ。
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リッチモイスチャーの使い方
それでは、最後にリッチモイスチャーの使ったお手入れのやり方を解説したいと思います。
お手入れに必要なもの
リッチモイスチャーを使ったお手入れに必要なのは、靴磨きに必要なものとほぼ同じ。
メモ
- リッチモイスチャー
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- クリーナー
- 綿100%の布
これだけ用意すれば、すぐにでもお手入れが始められます。
リッチモイスチャーでのお手入れ手順
実際の使い方はこちら。公式にはもっと簡単なやり方で書いてますが、こっちの方がツヤが出て、効果が実感できると思います。
リッチモイスチャーの使い方
- 馬毛ブラシでブラッシング&水拭き
- クリーナーで拭き上げ
- リッチモイスチャーを塗る
- 数時間~1日ほど休ませる
- 豚毛ブラシでブラッシング
- 布でからぶき
リッチモイスチャーでの手入れ手順①馬毛ブラシでブラッシング&水拭き
まずは馬毛ブラシでブラッシングします。革靴の表面に付着しているホコリの除去が目的です。
次に、布を水で濡らし、固く絞って水拭きしましょう。最初に水分を軽く含ませることで、この後リッチモイスチャーがより浸透しやすくなります。
リッチモイスチャーでの手入れ手順②クリーナーで拭き上げる
指に布を巻き、クリーナーを10円玉大に染み込ませ、それで革靴全体を拭き上げます。
少量のクリーナーで軽く撫でるように拭くのがコツです。大量のクリーナーの使用や強い力での摩擦は、革へのダメージになるので気をつけましょう。
クリーナーで拭き上げた状態がこちら。
リッチモイスチャーでの手入れ手順③リッチモイスチャーを塗る
公式は布に取って塗ることを推奨していますが、個人的には素手で塗るのがオススメ。
で、やってみるとわかるんですが、リッチモイスチャーって
- とろみの強い液体
- 容器の出口?が以上に狭い
という特徴があり、出てくるのにめっちゃ時間がかかります。
なのでぼくは容器のこの部分を取っちゃいます。塗りすぎのリスクもある行為なので、自己責任でやってください。
手に取ってみると、下の写真のように無色透明でとろみのある液体であることがわかります。ちなみに無臭。
上の写真は撮影用に多めに取りましたが、実際に使う場合はもっと少なくて大丈夫です。
両足に塗り込んだ様子がこちらです。クリーナーをかけた直後と比べると、潤いが出て色が濃くなっていますね。
リッチモイスチャーでの手入れ手順③数時間~1日ほど休ませる
オイル系は何でもそうですが、浸透するまで少し時間を置いた方が良い仕上がりになります。
できれば数時間から1日ほど休ませてあげるのがベスト。
我慢できなくても、20~30分くらいは待ってあげましょう。
リッチモイスチャーでの手入れ④豚毛ブラシでブラッシング
リッチモイスチャーのみでお手入れを完了させる場合は、豚毛ブラシも用意し、ブラッシングを追加してあげるのがオススメです。
豚毛ブラシでのブラッシングを加えることで、よりツヤが出てキレイに仕上がります。
リッチモイスチャーでの手入れ手順⑤布で磨き上げる
最後に、指に乾いた布を巻きつけ、優しく拭き上げましょう。
完成!Before & Afterを比較
ここまでがリッチモイスチャーでのお手入れ手順です。前後を比べてみましょう。
こちらが、お手入れ前。クリーナーで汚れ落としをした状態です。
こちらが、リッチモイスチャーでお手入れをした後の革靴です。
油分が補給されたことで若干靴の色が濃くなっているのがわかるでしょうか。また、ワックスの効果で光沢も出ているように見受けられます。
リッチモイスチャーを使う頻度
リッチモイスチャーは浸透力が優れた商品ですので、使いすぎは厳禁です。
使う頻度としては、数か月に1回が目安となります。
リッチモイスチャーを使うべき頻度
- リッチモイスチャーだけで手入れするなら、1~2か月に1度
- 他に靴磨きもしているなら、5~6か月に1度
使い方にもよりますが、このくらいのペースで使えば十分ではないでしょうか。
リッチモイスチャーの使用上の注意点
公式ではこんな感じで注意が載ってます。
【使用上の注意】●シミや色落ちする革もありますので、目立たない所で試してからご使用下さい。●クリームが乾く前に磨きますとベタつきが残る場合があります。●スエード・ヌバック等の起毛革、ヘビ革・ワニ革、素仕上げヌメ革、エナメル革、その他特殊な革や布製品には使用できません。●使用後はキャップをして、高温・直射日光を避け、小児の手の届かない所に保管してください。
使用上の注意①シミになることがある
リッチモイスチャーは浸透力が抜群です。
そこがいいところなんですが、浸透力が強いってことはシミにもなりやすいんですよね。
- 乾燥しまくってる革靴
- 色が薄い革靴
こういった革靴に使用する際は、シミにならないように注意してください。目立ちにくい場所に軽く塗って、シミにならないことを確認してから使いましょう。
使用上の注意②ベタつきが残る場合がある
十分に浸透する前に拭き上げたりすると、ベタつきます。
待ちきれないのはわかりますが、少し落ち着いて時間をおいてから磨くようにしましょう。
また、塗りすぎには注意してください。
革には吸収できるオイルの量に限度があります。リッチモイスチャーはオイルがとても多く含まれている製品ですので、塗りすぎると吸収しきれなかったオイルがベタつきなどの原因になります。
使用上の注意③使えない革もある
リッチモイスチャー使用不可の革
- スエード・ヌバックなどの起毛素材
- ヘビ革・ワニ革などのエキゾチックレザー
- ヌメ革
- エナメル革
これらには使えないので注意してください。
自分が持っている革靴に使えるかどうか不安な場合は、靴を買ったお店やリッチモイスチャーの製造元であるコロンブス社に問い合わせてから使用するのがよいと思います。
使用上の注意④保管場所に気を付けよう
どんなお手入れ用品でもそうですが、保管場所には気を付けてください。
直射日光や高温多湿の環境は成分が変質する原因になりがちですので避けましょう。
また天然成分が多めとはいえ、子供の手の届く場所には置かないのが基本です。
まとめ:リッチモイスチャーは素晴らしいオイル
リッチモイスチャーのメリット
- 履き心地が良くなる
- 1本でお手入れできる
- たいていの革靴に使える
- 革靴の寿命を延ばしてくれる
リッチモイスチャーにはこういうメリットがあり、とても素晴らしい商品だと思います。
たしかに値段が高いとか、使いにくい点も多い。でも革靴への効果は抜群ですね。最強のお手入れ用品の1つと言って差し支えないでしょう。
革靴が好きでいろいろなお手入れ用品を使っている方は、ぜひ試してみてください。
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革靴紳士なら「ああああああこのクリーム使ってみたいぃぃ」とか「中華料理屋で油垂らしちまったぁあ゛」とかあると思うんです。
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他にも
Amazonプライムのその他メリット
- Prime Musicでジャズ聴きながら靴磨き
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