インターネット上で人を集める方法は大きく分けると4つしかありません。
そのうちの1つが「検索エンジンから集める」方法。いわゆるSEOです。
SEOは無料でできるうえ、大がかりな仕組みも不要。だからブログをやるなら絶対に抑えておきたい知識です。
今回はSEOを始めとするWebマーケティングでご飯を食べているぼくが、ブログのSEOに取り組む際に絶対に知っておかないとまずい知識と、実践方法をすべてまとめました。
SEOは検索エンジンからの集客施策
SEOは「Search Engine Optimization」の略称です。「エスイーオー」と読みます。
検索エンジンからブログに訪れる人を増やすための施策のことです。
とあるキーワードで検索された際に、自分のブログが検索結果の上位に表示されるよう、様々な対策を行います。
SEOのメリット
- 無料でできる
- 集客が安定する
- 成果につながりやすい
- ブランディング効果が高い
SEOのメリットはこの4つ。
無料で、しかも成功すれば集客が安定するとか最高ですね。
そして検索しているユーザーというのは、ニーズが顕在化していることが多いです。
「購入」というステップに行きやすいユーザーなので、SEOで読者を集めると収益が発生する可能性が非常に高いわけです。
SEOのデメリット
- 時間がかかる
- コンテンツ作成が大変
- ライバルがすごく多い
- Google様には逆らえない
SEOは効果が出るまで3~6か月ほどの時間が必要です。すぐに成果が出るわけじゃないので、その間に諦めてしまうケースが多々あります。
そしてSEOに取り組むならGoogle先生に逆らえなくなる。笑
Googleのアルゴリズム変更で収益が吹き飛ぶ、なんてこともザラにあります。
SEOがブログに必要な3つの理由
この通りSEOにはデメリットもあります。それでも
こう言われる理由は主にこの3つ。
SEOが重要な3つの理由
- 主要集客方法の1つ
- 上位表示されないと意味がない
- 安定的にアクセスを集められるから
理由① 主要集客方法の1つだから
インターネット上で人を集める方法は、
- 直流入を集める
- SNSから集める
- 外部サイトから集める
- 検索エンジンから集める
大きく分けるとこの4つしかありません。
そのうちの1つが検索エンジンによるもの。
4つしか方法が無いんですから、その1つ1つが重要になってくるのは当然ですね。
理由② 上位表示されないと意味がないから
検索結果で上の方に表示されないと、人が集まりません。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 21.12 % |
2位 | 10.65 % |
3位 | 7.57 % |
4位 | 4.66 % |
5位 | 3.42 % |
6位 | 2.56 % |
7位 | 2.69 % |
8位 | 1.74 % |
9位 | 1.74 % |
10位 | 1.64 % |
参考:Google Organic Click Through Study
これらはGoogleで検索した際の、順位別の平均的なクリック率です。
これが30位や50位になるとどうでしょうか。
そう。誰もクリックしないわけです。
だからこそ「検索結果で上位表示するための手法」であるSEOが重要とされています。
理由③ 安定的にアクセスを集められるから
検索エンジン以外での集客方法には、以下のような「自分ではコントロールできない」「安定性に欠けている」などの側面があります。
- ユーザーによるお気に入り登録
- 外部サイトによるリンク
- フォロワーの大量獲得
- 定期的なバズ
検索エンジンからの集客も、Googleのアップデートに左右される面はあります。しかしその他の手法と比べれば比較的安定しやすいです。
検索数の多いキーワードで一度上位に入ると、ある程度安定的なアクセスを集めることができます。
アクセスが安定するということは、広告収入も安定するということ。
基礎編:ブログSEOの基本を押さえよう
いよいよSEOの詳細について解説するわけですが、まずはブログのSEOの基本的な知識を押さえましょう。
まずは覚えたい基本の知識
- 検索エンジンの仕組み
- 本質的なSEOの全体像
- 絶対NGな旧式SEO対策
- 最新のSEOの重要ポイント
検索エンジンの仕組みを理解
- 有益な情報の提供が最重要
- Googleが儲かる仕組みが重要
- 目指すは「みんな幸せ優しい世界」
Googleも民間企業ですので、利益を追求しています。つまりGoogleが儲かる仕組みを理解することで、SEOでも有利に戦うことができます。
この記事ではGoogleが儲かる仕組みと、そのためにどんなサイトを検索結果で上位表示しているのかをイラスト付きで解説しています。
≫ 検索エンジンの儲かる仕組みと順位が上がる理由をイラスト付きで解説
本質的なSEOの全体像を理解
- SEOには3つの種類がある
- それぞれ目的・役割が違う
- コンテンツSEOと内部対策を優先
SEOではいろいろな対策を行うため、こういった小手先のテクニックが広まりがちです。
小手先のテクニックの例
- キーワードをタイトルに入れる
- 見出しタグにもキーワードを入れる
- 画像は軽量化のためにjpgを使うと良い
そういったものを学ぶことに全く意味がないとは言いません。
でもSEOの本質を把握しないと効果は半減です。
この記事では3つの本質的なSEO対策について、目的・役割などを解説しています。
絶対NGな旧式SEO対策を理解
- デメリットしかないSEO
- やるとアクセスが0になる
- NG手法を学んで避けて通ろう
この記事で紹介しているのは「スパム」「ブラックハットSEO」などと呼ばれるNGなSEO対策です。
過去に実際に流行しましたが、Googleによって対策され今は一切機能しません。
絶対やらないように、NGなSEOを理解することが重要です。
≫ 【悪用厳禁】絶対NGなSEO対策まとめ 過去の実例から解説
最新のSEOの重要ポイントを理解
- 最新ブログSEOの重要ポイント
- EAT
- 検索意図
- 内部対策
- コンテンツ品質
検索エンジンが1990年代に誕生してから今まで、いろんな評価項目が重要視されてきました。
そして2020年代、特に重要視されている4つのポイントについて解説しました。
実践編:SEOをブログに取り入れよう
基礎編で学んだとおり、本質的なSEO対策はこの3つ。
実践したい3つの本質的なSEO対策
- コンテンツSEO
- SEO内部対策
- SEO外部対策
これら3つについて、優先度をつけながら対応していくことが大切です。
コンテンツSEOの実施
- 有益コンテンツを作り続ける仕組み
- すべてのSEOの根幹がコンテンツ
- これができなきゃ話にならない
すべてのSEOは良質なコンテンツの存在が前提条件です
それを継続的に作り続けることが「コンテンツSEO」。
≫ 【ブログの全て】良質記事を量産するコンテンツSEOのやり方
SEO内部対策の実施
内部対策の種類と目的を知ろう
- SEO内部対策の目的は2つ
- 最低限のSEO内部対策をやって初めてスタートラインに立てる
SEO内部対策はもはや常識。これをやらないとスタートからライバルに差をつけられます。
それを防ぐためにはSEO内部対策の種類とそれぞれの目的を理解して実践することが大切。
優先度の高いものから内部対策に取り組もう
- 各目的ごとに施策紹介
- 全部は大変。優先順位をつける
- テーマで対応できるものは全部やろう
優先度の高いものだけやると効率がいいです。
やらなくてもいい内部対策をやるのは時間の無駄。
SEO外部対策の実施
- 優先度は低め
- ブログならSNSだけやる
- 被リンクは応用編としてやる
ブログのSEOならSNSの運用だけやってればOKです。
その他の施策はあくまで応用。余裕ができたらやるくらいで大丈夫。
応用編:ライバルと差別化しよう
応用編では、難易度は少し高いけどその分ライバルと差別化できるSEO対策について紹介します。
差別化につながる応用的なSEO対策
- SEOの歴史を理解
- 構造化データの活用(Coming soon)
- 積極的な被リンク獲得(Coming soon)
SEOの歴史を理解しよう
- これまでのSEOの経緯を学ぶ
- 迷ったら歴史から正解を予測する
SEOには正解がありません。
そのため「人によって言ってることが違う」なんてこともしばしばあります。
特に応用的な、ハイレベルのSEO対策では自分で判断して動く必要があります。
そのために大切なのがSEOの歴史を把握しておくこと。
これまでどんな流れでSEO業界が動いてきたのかを理解すれば、自分で正しいSEO対策を判断・実施できるようになります。
構造化データの活用、被リンク獲得など
記事を用意したら都度追加していきます。
まとめ:一緒にSEOに取り組みましょう
SEOは正解がない世界。
偉そうに色々言ったぼくも、まだまだ勉強中の身です。ここで紹介した記事も、随時アップデートをしていく予定です。
一緒に勉強してくれる方はフォローしてくださると喜びます。
小野のツイート内容
- 本業で学んだ知識
- SEOやマーケティングの最新情報
- ぼくがその日に履いてる革靴
こんなことを呟いてます。
SEOは奥が深くて面白いです。これからも学び続けたいと思ってます。