こんにちは、小野です。
前回は本で調べた内容をもとに、我流で住宅の購入予算を組んでみましたね。
でもでも、やっぱり人生を左右する買い物ですし・・・不安なので、プロに相談しようかと思ったんです。
今回はぼくが人生で初めてFPさんにお金の相談をした件について書きたいと思います。
FPに相談しようと思った、たった1つの理由
保険、税金、貯金・・・お金の話は大変だ
前回の記事に書いた通り、小野家では建物部分だけでも2500〜3000万円ほどの予算をさこうと思ってます。土地を含めるとさらに多い。
マジで人生を左右する金額です。ここでミスると、今後の人生が終わりかねません。
ぼくらだけなら別にいいんだけどね
親がバカだったせいで子供に迷惑をかける。それだけは絶対ダメ!!!
あ゛ー(まじやめてくれ)
家を買うにあたって、資金計画だけはキッチリ組まないといけないのです。
お金の計画ムズすぎ
ぼくは事業責任者とかやってたので、お金の話は得意な方です。理系で数字にも強いですしね・・・!
そこでまずは自分でやってみようと思ったんです。
※ 注:読まなくてもいいです
どれどれ、まずはぼくとみたらしの給料でしょ。年に●%くらい昇給すると見込んで、と。ただみたらしの場合は、もうそこまで大きくは昇給しないだろうから、このくらいを上限として。ぼくはこのくらいまでは昇給できそう。転職での給与アップはとりあえず見込まない。55歳でこの保険が満期になるから臨時収入だよね。よし、次は支出。固定費を入れて、生活費はこのくらいで見込んで。あ、次の子供は○年後には欲しいから、その出産費用を今回と同じくらい見込んで。あれ?その時は夫婦2人とも育休取るから給料減るな・・・。あ、そもそもしらたまの保育料忘れてた。2人目が産まれたら0歳4月から保育園に入れて、と。あとは小学校〜中学校〜高校〜大学の授業料。私立の場合ってどのくらいだ?小中高大、私立・国公立の使い分けの場合分けキッツ・・・あれ、ていうか部活とか塾とかってどうやって考えれば良いんだろう。ん?教育費って無料化したよな・・・何歳までだっけ?・・・この頃になると住宅ローン控除が終わるよね。というかその時、住宅ローンの残高はどのくらいだ???
・・・・・・・。
お金の話、難しすぎ。
- 税金
- 保険
- 教育費
- 産休育休
- 住宅ローン
などなど、あらゆる仕組みや制度を網羅して計算しないと、リアルな資金計画って建てられないんですよね・・・。
ぼくの能力じゃ、自分で完璧にやるのは無理!!
必要な知識が多すぎる・・・
これぞ「餅は餅屋」では???
一応、素人でも使えるライフプラン作成サービスもあるみたいですが・・・何をどこまで入れればいいし、そもそも入れるべき金額がわからないんですよね。笑
だったら、お金のプロである「ファイナンシャルプランナー(以下、FP)」に相談したほうが早いのではないかと。
餅は餅屋!!
困ったらプロに相談するのが一番確実ですね
FPに相談したい内容を考えてみた
というわけでFPに相談してみることに
せっかくお金に関する相談をするわけですから、小野家の疑問をガッツリ解消してもらいたいものです。
相談したい内容
- 住宅ローンの借入額
- 家計と保険内容の見直し
- 子供の教育費と老後資金
まずはそもそもの目的である「住宅ローンの金額」です。
ぼくが前回組んだ予算は適正なのか、ちゃんとプロの視点から確認してほしいです
次に家計。というか貯金に関してです。
我が家は世帯収入の割に・・・貯金が50万円と・・・かなり少ない・・・。
不思議!!
おはずかしい
これから大きな金額を借金するわけですから、我が家の家計を貯金体質に変えなくては・・・!
ぼくは独身時代に生命保険(終身)に加入、みたらしは出産に向けて県民共済に加入してます。
そのへんの見直しもこの機会にしたいなと思ってます。
最後に、教育費と老後資金。今後の人生で最も大きな支出の部分ですね・・・。
いつ、いくらくらいのお金が必要なのか。
このあたりを明確にしていきたいです。
FP探しってどうすればよいのだろうか?
まずは一番肝心なFP探し
「FP 探し方」とかで検索してみたんです。
そうして発見した記事に書いてた内容を、まとめるとこんな感じ。
- それぞれ得意分野が違うので、相談したい分野に明るいFPを探すべき
- 企業系FPは金融商品を営業してくるから、フラットな意見を聞ける独立系FPを探すべき
- 基本、独立系FPは1時間○千円〜とかの相談料が必要。でも初回相談無料なところもあるので、それを探すべき
- FPは無資格でもできるのでレベルの低い人に当たりがち。相談内容に即した資格を有する有能なFPを探すべき
- 相談は対面なことも多いので、なるべく通いやすい場所に事務所があるFPを探すべき
ツチノコかな???
資金計画を自分で組むより、良いFPを探すほうが難しいんじゃないのこれ・・・
自分でFPを探すのは無理だなーと早々に諦めました。
で、今度は信頼できる友人に相談してみることに。
でもお金に詳しくない友人は基本的にFPを使っていませんでした。
子どもがいたり、家を買ったりした友人でも同様。あまり皆さん、FPに相談ってしないんですね・・・。
ぼくが心配しすぎなんだろうか???
でもやっぱり資金計画は万全にしたいしな。
次はお金に詳しい友人(公認会計士とか)に相談してみたんですが、今度は「自分でやったわ」と・・・。
「おれのもやってくれ」と言いかけましたが、流石に友人に家計を明かすのは恥ずかしすぎるので、やめときました。
しょうがないのでマネードクターを使うことに笑
自分で探すのはもう諦めましたw
もう普通にマネードクターを使うことにしました。最初は使わないようにしようと思ってたんですけどね。笑
マネードクターとは、
- 家計の見直し
- 保険の見直し
- 住宅ローン
などなど・・・お金に関することなら何でも、プロのFPさんに無料相談できるサービスです。
最近はCMもやってますね
KAT-TUNかっこよい
公式サイトから予約するだけで超絶簡単に利用できます。
相談したい内容を選択して、あとはメールアドレスとか入れれば2分くらいで終わり。
簡単!!!
今までFP探しに費やした時間はなんだったんだろうか・・・。
ちなみにオンラインでの相談にも対応してます。
0歳のしらたまを連れ歩かないで済むので、とってもありがたいです
面談1回目:現状のヒアリング
で、予約日当日
念の為、以下を準備しておきました。
- 家計簿アプリ(マネーフォワード)
- ぼくの生命保険関連の書類
- みたらしの県民共済の書類
あとは時間になるのを待つだけ。
んじゃ、おれFPさんと話してくるから
ここ(ダイニング)でやりなよ。わたしも聞くし
えっ?
えっ?
まぁ・・・予想してなかったわけじゃないし、いいかな・・・。
おとなしくダイニングテーブルでパソコンを開き、オンライン会議サービスにログイン。ちょっとドキドキしながら待ってたところ・・・
お笑い芸人のバカリズムが賢くなったみたいな顔をした、27〜29歳くらいの方が画面に登場(以下「賢リズム」さんと呼称)。
はじめまして、賢リズムと申します。本日はよろしくお願いします
はじめまして、小野です、こちらこそよろしくお願いします
※ みたらしはカメラに映らないよう、コッソリ聞くスタイルでした
本日のお話の内容ですが…まずは主なご相談内容を改めてご教示いただけますか?
あ、はい。実は先日子どもが産まれまして。最近になって住宅購入を検討し始めたのですが・・・
それを機に
- 借入可能な金額
- 妥当な借入金額
- 頭金のための家計改善
- 教育&老後資金の貯め方
とかを知りたくて予約をした、ということを伝えました。
なるほど。それでは本日はまず現状や、将来の展望なんかをお伺いします。それをもとにライフプランを作成しますので、後日改めて詳細をご説明します
そういった流れで進めようかと思いますが、いかがでしょうか?
ほほう。FPさんとの相談ってそんな感じで進むのか。
若くて少しばかり不安だったけど、しっかりしてるじゃないか。もちろんOKだ(何様?)。
ありがとうございます。それではまず、現状の家計についてお伺いさせてください
賢リズムがうまく場を進行してくれるので、こちらは質問に答えるだけで進んでいきました。
- 給与の振込先と管理体制
- 生活費の内訳と各金額
- 現在の貯蓄と保険内容
なんかを細かく、かつ具体的に説明。ちなみに、保険の内容は書類を写真で撮って送るだけでOKでした。
(あーこれはまずいかもなぁ)
あれ?? 合わないな・・・小野さんの給与所得に対して、支出が足りず・・・使途不明金が毎月●万円ほど出てしまうのですけど・・・
えっ?!そんなはずないのですが
・・・正直に、どうぞ
お小遣いとして使ってます
(はああああああああ!?)
これが嫌だったんですよねー。
小野家は共働きでして、それぞれの給与振込先は独身時代から変わっていません。
- お互いの口座にそれぞれ給与振込
- 事前に話し合った金額を家族口座に振り込む
- 家族口座の中にある金額で生活&貯金をする
- (個々の貯金はそれぞれに任せる)
小野家の家計管理はこんな感じ。
そして、ぼくは給料を過小申告しておりましたので、ズレて当然です。笑
ああ、隣でブチ切れるみたらし。
でもね、ぼくの方が稼ぎは良いのです。もちろん家族口座への振込だって、ぼくの方が多いのです。ボーナスだってほぼ全額家族口座に入れてます。そのうえで給料が上がった分の中から、少しだけぼくのお小遣いを増やしたっていいと思うんです。
※ ちなみに後で喧嘩になって上記を言ったら更にブチ切れてました
はい、これで計算が合いました。それでは、今後の展望についてお話をお聞かせください
はいー
明らかに画面の向こうでトラブっているであろう相談主をよそに、粛々と進める感じ。ファシリテーション能力は高いようです。
もしかしたら、こういう揉め事ってよくある話なのかもですね。笑
で「今後の展望」とやらについては、以下のようなことを話しました。
- 何歳まで働きたいか
- 実家の相続や両親の介護
- 今後の昇給余地、転職可能性
- 家族旅行など、今後やりたいこと
- 子供にどんな教育を受けさせたいか
- どのくらいの住宅ローンを借りたいか
そりゃもう、普通は他人に話すことは無い内容をたくさんお話しましたね。
ただぼくとみたらしの間では、先日の家族会議で話していた内容も多かったので、特に戸惑いや驚きはありませんでした。
住宅ローンについても、前回の記事で解説した通り、自分なりに予算を出しておりましたので、特に困ること無く伝えられました。
……小野さん、お詳しいですね。住宅ローンや保険について勉強なさったんですか?
あ、ありがとうございます。本は何冊か読みました
あまり皆さん、本を読んだりってしないんですか?
そうですね〜、半々くらいでしょうか。
私ども(FPさん)にご相談いただける方は比較的、お金に関する意識が高い方が多いです。
ですが自分でも勉強する方もいれば、「すべてプロにおまかせする!」というスタンスの方もいるので・・・
・・・プロから見て、多少の知識を持ってる人と、全く事前知識のない人だと、どっちが良いとかあるんですか?
うーん・・・どちらでも良いと思います。全く知識が無い方であっても全力でサポートするのが、私達の仕事ですし
ただ「ネットで見た」みたいな情報を信じて、私達の言うことを信じてくださらない相談者の方も極稀にいらっしゃいますが・・・そういう場合は少し困ってしまいますね
ネットでも本でも同じだと思いますが・・・中途半端な知識を身につけて、わかったつもりになって、自信過剰になっちゃうのが一番駄目ってことか。気をつけよう・・・。
・・・それでは、本日のヒアリングは以上となります。次回は1週間後、本日の内容を踏まえて分析した結果をご説明いたします
ありがとうございました!!!よろしくお願いします!!!
ブツッ(パソコンの電源を切る音)
・・・ちょっと?
ん?
わかってるでしょ?
ぼくは悪くない!!!!!
(以降は皆様のご想像におまかせします)
まとめ:話した時間は2時間半…長丁場だけど充実してました
人生初のFP相談はこんな感じでした
だいたい2時間半くらい話しましたね・・・長いっ!!!
普通は人に話さないようなプライベートなことまで話したこともあって、なんか緊張してやけに疲れました。
でもかなり濃密な時間を過ごしたような・・・かなり濃い情報をお渡ししたので、次回の面談が楽しみです。