こんなお悩みをお持ちの方のため、削れたつま先の治し方を革靴歴10年のぼくが解説します。
治し方としては
- ヤスリで削る
- 削りカスを除去
- (必要なら)補色する
の3段階です。
ただしあくまで応急処置のため、最終的にはトゥスチールを付けることをオススメします。
革靴のつま先は徐々に削れてくる
レザーソール(革製靴底)の革靴を履いていると、徐々につま先が削れてきて
こんな感じでつま先が白くなってケバケバしてきますよね。
アップで見るとこんな感じ。
明らかにつま先が削れてしまっています。
革靴に限らず、靴を履いてると真っ先に削れるのがつま先とカカトです。
革靴の場合、上の写真のように削れが目立つので気になりますよね。
今回はその治し方(応急処置方法)をご紹介します。
つま先の削れを治すために必要なもの
基本的には以下の3つだけです。
- 紙ヤスリ
- ウェットティッシュ(雑巾)
- 馬毛ブラシ
ただし削れている範囲によっては、これとは別にコバのお手入れ用品が必要になることがあります。
紙ヤスリ(240番)
一番大切です。主役。毛羽だった靴底をならすのに使います。
番号が小さいほど粗いヤスリなわけですが、今回は少し粗目の240番を使いました。
ウェットティッシュ
紙ヤスリで削った後に出る削りカスを除去するのに使います。
無ければ絞った雑巾でもOKです。
馬毛ブラシ
ウェットティッシュで除去しきれなかった削りカスをブラッシングで完全に除去するために使います。
靴磨きの際にいつも使ってるやつでOKです。
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【初心者向け】圧倒的に正しい靴磨きのやり方【保存版】
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革靴のつま先の削れの治し方
手順① ヤスリで毛羽だった部分を削り取る
小さく切ったヤスリを使って、毛羽だった部分を削っていきます。
毛羽だちが無くなると、いきなりキレイに見えてくるから不思議です。
手順② ウェットティッシュと馬毛ブラシでカスを除去
削りカスが出ているので、ウェットティッシュで拭き取ってください。
その後、馬毛ブラシでブラッシングします。
馬毛ブラシを使うときは手を大きく使うのがコツです。
力を入れる必要はないので、優しくブラッシングしてあげましょう。
ウェットティッシュでは取り除けなかった細かい削りカスを吹き飛ばせば完成です。
どうです?
キレイになったと思いませんか?
アップで見るともっとわかりやすいです。
こっちが綺麗にする前。
そしてこっちが、キレイにした後です。
手順③ 必要に応じてコバのお手入れをする
もともと削れていた面積が広かった場合など、紙ヤスリを使うことで色が剥げてしまうことがあります。
その場合、追加でコバのお手入れをしてください。
補色することで、より美しく仕上げることができます。
コバのお手入れについては以下の記事で紹介しているので、そちらを参考にしてください。
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コバインキの使い方まとめ 革靴のコバを最高にキレイにする方法
続きを見る
あくまで応急処置。早めにトゥスチールを装着しよう
今回ご紹介した治し方はあくまで応急処置です。
毛羽だった部分を治して、見栄えを良くしただけにすぎません。
つま先の削れを放置すると靴の寿命が極端に短くなってしまいます。
できるだけ早めにトゥスチールを付けて、根本的な解決をすることをオススメします。
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今回使用したお手入れ用品
紙ヤスリ
ウェットティッシュ
馬毛ブラシ