こんな素敵な要望に、靴磨き歴10年超の革靴好きサラリーマンであるぼくが応えます。
馬毛ブラシって世の中に星の数ほどあるじゃないですか。どれ買えばいいかわからんですよね。
ぼくは年間300日以上革靴を履きます。馬毛ブラシは毎日使いますし、これまで10種以上の馬毛ブラシを試してきました。
これまでの経験を踏まえ、予算・価格帯別のオススメ馬毛ブラシを厳選して紹介します。
初心者の方は予算に合わせてこの記事の中から選ぶだけでOK。自分にとってベストな馬毛ブラシをGETできます。
価格帯別!オススメ馬毛ブラシまとめ
さっそくオススメの馬毛ブラシをご紹介。
ちなみに馬毛ブラシとしての品質はもちろん、入手のしやすさも踏まえて選んでます。
アホがオススメする馬毛ブラシの特徴
- 品質は超高い
- 価格がやたら高い
- 限られた店でしか売ってない
こういうのをオススメしてるサイトもありますが、総じてアホです。
品質がいくら高くても手に入らなきゃ意味ありません。お手軽に手に入れることができて、しかも品質がいい。
1500円未満
まずは一番手が届きやすいこちらの価格帯から1つだけご紹介。
【コロニル】馬毛ブラシ
価格 | 800~900円くらい |
---|---|
サイズ | 170 x 54 x 45 mm |
毛の長さ | 25 mm |
ポイント
- 大きめの作り
- 値段の割に抜け毛が少な目
- 柄がしっかりしてて持ちやすい
- 反り返しがありブラッシングしやすい
コロニルは100年以上の歴史を持つドイツのシューケア用品メーカー。
そのコロニルが出してる初心者向け馬毛ブラシがこちら。1000円もしないのに、超優秀。
とりあえず予算を抑えたい方は、このブラシを買っておけば間違いないです。
1500円以上、3000円未満
この辺から「ちょっといいブラシ」になります。
予算に少しでも余裕があるなら、このあたりの価格帯のものを選んだ方が最終的に満足度が高いです。
【東急ハンズ×コロンブス】東急ハンズオリジナル クリーニングブラシ 馬毛
価格 | 2900円くらい |
---|---|
サイズ | 175 x 55 x 45 mm |
毛の長さ | 30 mm |
ポイント
- 毛足が少し長め
- 抜け毛がほぼない
- 柄の形状が持ちやすい
- 面取りのおかげで痛くならない
靴好きにとっての聖地「東急ハンズ」。
そんな東急ハンズが日本最強シューケア用品メーカー「コロンブス」とタッグを組んで開発したのがこちらのブラシ。
「ちょっといいブラシが欲しい」なんて場合はこのブラシで決まりです。
3000円以上、6000円未満
このくらいの価格帯になると「高級靴ブラシ」といえるものが登場してきます。
ぼくがぜひおすすめしたいのはこちら。
【サノハタブラシ】馬毛ブラシ
価格 | 5300円くらい |
---|---|
サイズ | 178 x 55 x 38 mm |
毛の長さ | 20 mm |
ポイント
- 毛足は短め
- 抜け毛は皆無
- 毛のコシが強い
- 柄が触り心地がすごくいい
- 柄の反り返しがちょうどいい
このブラシは柄の触り心地が神。
毛は短めですが、その分コシが強い。ホコリをバンバン掻き出してくれます。
ホコリ払いだけじゃなく、豚毛ブラシの代わりにクリームを塗るのにも使えそう。
6000円以上
6000円以上のランクになると、もう完全に高級ブラシです。
その世界からご紹介するのはこちらの2本。
【カナヤブラシ】靴ブラシ 手植え・馬ゴマ毛
価格 | 6300円くらい |
---|---|
サイズ | 136 x 54 x 56 mm |
毛の長さ | 38 mm |
ポイント
- 毛足は長め
- 抜け毛は皆無
- 毛のコシが強い
- 楕円上で持ちやすい
- 無垢材の手触りがいい
毛足が長いので、使ってて楽しいです。「お手入れしてる感」がスゴイ。
柄が無垢材なので触り心地がいいだけでなく、滑らないので使いやすい。大きさもちょうどよくて手の収まりがいいです。
こちらは購入時のレビューもしてるので参考にしてください。
-
毛足の長さが魅力!カナヤブラシ(馬毛)購入レビュー
続きを見る
【コロンブス】Boot Black CLEANING BRUSH
価格 | 1万円くらい |
---|---|
サイズ | 196 x 63 x 40 mm |
毛の長さ | 25 mm |
ポイント
- 毛足は普通
- 抜け毛は皆無
- 毛のコシが強い
- とにかくデカい
- 高級感のある仕上げ
ブラシとしての出来栄えは一級品。でも個人的にはデカすぎだと思うんですよね。笑
柄が加工してあってスベスベなので、大きさも相まって持ちにくいです。
手が大きめの男性はぜひ買ってみてください。すごくいいブラシですから。
馬毛ブラシには少しだけ投資してもいいと思う話
馬毛ブラシを買うとき、少しだけ検討してみてほしいんですよ。
革靴のお手入れ、主役は間違いなく馬毛ブラシ
革靴のお手入れにおける最重要アイテムは何だと思いますか?
そう。
これです。
靴クリームでも、ワックスでも、オイルでもありません。
これです。
-
【毎日1分】革靴で最重要な手入れ方法&理由を解説
続きを見る
こちらの記事でも紹介したとおり、最重要なお手入れは毎日のブラッシング。
-
【永久保存版】目的別・革靴の手入れ内容と頻度を総まとめ【月イチ?】
続きを見る
1か月に1度の靴磨きをはじめ、ありとあらゆるお手入れの最初にするのがブラッシング。
馬毛ブラシは紛れもなく、革靴のお手入れにおける
1つあれば全範囲をカバーする懐の広さ
例えば豚毛ブラシって、靴クリームの色の数だけ用意しないといけないじゃないですか。
でも、ホコリ落としに使う馬毛ブラシは1つあればOK。
何個もそろえる必要はありません。
1つあれば、5年、10年と使っていけます。長い付き合いをするパートナーとなるんです。
長い時をかけ徐々に育つという事実
たとえホコリ落としにしか使っていなくとも、馬毛ブラシは徐々に育っていきます。
毛は柔らかくしなやかに。クリームやワックスを吸って力強く育ちます。
しばらくたつと、馬毛ブラシでブラッシングするだけで光り輝くようになるんです。
- 左:2年近く使ったサノハタブラシ
- 右:購入直後のカナヤブラシ
左の方が圧倒的に強い光沢を放ってますよね。
ブラシの金額的には、カナヤブラシの方が1000円くらい上です。でも、育ったブラシには敵いません。
良いブラシを使うと楽しくて毎日磨きます
良いブラシは使っていて楽しいです。
使い心地がいいですし、何より靴が目に見えてキレイになりますから。
革靴のお手入れにおいて最も重要なのは毎日のブラッシング。
-
【毎日1分】革靴で最重要な手入れ方法&理由を解説
続きを見る
だからこそ、使いたくなるブラシを選ぶべきなんです。
予算が許す限り、馬毛ブラシは最初から投資すべき
馬毛ブラシに投資すべき理由
- お手入れにおける最重要アイテム
- 1つ買えばずっと長く使える
- 徐々に育っていく
- 毎日使いたくなる
これらがぼくが馬毛ブラシには投資すべきと考える理由です。
無理にバカ高いブラシを買う必要はありません。
でも「安物買いの銭失い」にはならないよう、お財布が許す範囲で良いものを長く使ってほしいと思います。
まとめ:最高の馬毛ブラシで良き靴磨きライフを!
今回ご紹介した馬毛ブラシの中から買えば、失敗は絶対ありません。
ご自身の予算に応じて選んだ馬毛ブラシで革靴のお手入れを始めましょう。
あなたの靴磨きライフが良きものとならんことを願っています。
ちょっと宣伝革靴紳士にAmazonプライムは必須って話
革靴紳士なら「ああああああこのクリーム使ってみたいぃぃ」とか「中華料理屋で油垂らしちまったぁあ゛」とかあると思うんです。
そんな時、Amazonプライムに加入してさえいれば、必要なケア用品が早くて翌日に手に入りますからね。
他にも
Amazonプライムのその他メリット
- Prime Musicでジャズ聴きながら靴磨き
- Prime Videoで映画流しながら靴磨き
- Prime Readingで靴&服の情報収集
こんな使い方ができまして、紳士としては必須の嗜みです。まだ加入してないって少しキツイので、まだの方はぜひご検討ください。今なら30日間の無料体験が付いてくるので、(ありえませんが)万が一気に入らなければその間に退会すればOKです。