注文住宅の成否を決める?営業マンの4つのタイプと相性まとめ

家造り第一章・土地&住宅会社選び編 日記

住宅営業マンのタイプ
小野

こんにちは、小野です

前回は少し暇だったので「土地を売買するなら必ず住宅会社にも確認した方がいいよ!」って話をしました。

今回は引き続きなので・・・住宅会社の営業マンの

  • タイプ別の特徴
  • どんな人が相性が良いか

って話をしたいと思います。

住宅会社の営業マンは超重要!

住宅会社の営業マンは超重要!
悩める子羊
悩める子羊

注文住宅を建てよう!

こう考えたとき、一番最初に「住宅展示場に行く」という人は多いと思います。

つまり、ぼくらが家を建てようと思ったとき、最初に出会うのが営業マンなんですよね。

小野

彼らの役割は非常に重要です

営業マンの役割は契約を取るだけじゃない!

住宅会社の営業マンの仕事は大きく分けて4段階

  • 見込み客の集客
  • 商談&契約の取りまとめ
  • 施工から引渡までの管理
  • 引渡後のアフターケア

会社によって違いますが、上記の通りです。

つまり契約はもちろん、住み始めてからもずーっとお付き合いすることになるんです。

営業マンを決め手に住宅会社を決める人も多い

ちょっと古いデータですが、4人に1人が営業マンを決め手に住宅会社を決めたというデータがあります。

画像引用元:SUUMOジャーナル
小野

4人に1人ってかなりの人数ですよね

それだけ「この人は信頼できる」と住宅会社と契約する人が多いということです。

個人的には反対。でも・・・

ぼく個人としては、営業マンを決め手に住宅会社を決めるのには反対です。

彼らは転勤や転職の可能性もありますし、どうしてもダメなら変更することも可能ですから。

とはいえ

  • 何度も打ち合わせが必要
  • プライベートな話も伝える
  • 家庭のお金事情まで丸裸
  • 何千万円レベルの買い物になる
  • 住み始めてからも付き合いが継続

これらは避けようのない事実なわけで。

こういったことを考えると、施主としてはやっぱり、

できる限り頼もしくて、信頼できて、何でも話せるくらい相性の良い、優秀な営業マン

こんな完璧超人に担当してほしいじゃないですか。笑

営業マンを決め手に住宅会社を決めるのはどうかとは思います。それでも営業マンが重要なことは間違いないと思います。

住宅営業マンの4タイプの特徴と相性が良い人

住宅営業マンの4タイプの特徴と相性が良い人
小野

ぼくは注文住宅を建てるにあたって、たくさんの営業マンと話をしました

その中で、住宅営業マンにはいくつかのタイプがあるということに気付いたんです。

そして各タイプごとに特徴得意分野も異なります。

もちろん相性が合う・合わないといった話もありますよね。

自分に合ったタイプの営業マンを選ぶことで、注文住宅で後悔する確率は下がるんじゃないでしょうか。

ここでは、ぼくが超個人的な主観をもとに分類した住宅営業マンのタイプとそれぞれの特徴について解説します。

住宅会社の営業マン

  1. 新卒住宅営業系
  2. 元不動産仲介系
  3. 元専門職系
  4. イケイケ営業系

住宅会社の営業マン① 新卒住宅営業系

  • 大手ハウスメーカーに多い
  • 広く浅い知識で無難に対応
  • 人によってレベル差が大きい

新卒で住宅会社に就職し、ずっと同じ業界で働いているタイプの人です。

深い知識があるわけではありませんが、広く浅く、住宅を建てるのに必要な知識は全般的に網羅しています。

住宅会社の営業としては最もスタンダードで、バランスが良いタイプではないでしょうか。

どんな相談や依頼にも無難に対応できます。

その代わり、特殊な要望に答えるのは苦手な人が多い印象です。

また人によって仕事のレベルにかなりの差があります。

小野

つまり「当たり外れが大きいタイプ」ですw

「新卒住宅営業系」と相性が良いと思う人

  • ある程度任せたい人
  • 土地が決まっている人
  • 大手ハウスメーカーで建てる人

新卒住宅営業系の営業マンなら、何も言わずとも無難に仕事を進めてくれるでしょう。

良い家をほぼお任せで建てて欲しい」という方には相性ピッタリかと思います。

一方、このタイプは提案力はそれほど高くありません。

提案力も重視したいなら、大手ハウスメーカーを選ぶといいです。

大手ハウスメーカーなら、契約後は

  • 設計士
  • インテリアコーディネーター
  • 現場監督

など、各専門職との打ち合わせが増えるはず。

こうした専門家の方々が、営業マンの提案力の低さをカバーしてくれることでしょう。

小野家の経験:ルームメイツの教育実習さん+α

ぼくが実際にお会いした営業マンの中では、ルームメイツの教育実習さんがこのタイプだと思います。

  • タイムマネジメントが完璧
  • 各種対応も無難にこなす
  • 連絡がマメで早い

といった感じで、営業としてはかなり優秀な方だったと思います。

素敵な提案を彼自身がしてくることはありませんでしたが、設計士の方が書いてくれた間取りは素晴らしかったですし、気になりませんでした。

住宅会社の営業マン② 元不動産仲介系

  • どの会社にも1人はいる
  • 土地選びで抜群の強さを発揮
  • 仕事の精度は低い人が多いかもw

不動産仲介会社で働いた後、住宅会社に転職したタイプの人です。

ご存知の方も多いと思いますが、不動産仲介というのは営業としてトップクラスに競争の激しい業界です。

そんな業界が合わずに抜け出してきた人ですので・・・逆におっとりしてる人も多い印象です。

というか「仕事デキる!」みたいな人が少ないイメージ。笑

ただしこのタイプは

  • 不動産仲介会社
  • 住宅会社

この両方の視点を持って土地を確認することができます。

従って、家を建てる土地を探すにあたって、最も役立つ意見をくれるタイプではないでしょうか。

「元不動産仲介系」と相性が良いと思う人

  • 土地から探す人
  • 資産価値を重視する人
  • 自分で家の勉強ができる人

土地から探す人には最適だと思います。

特に、家を建てるうえで資産価値を最重要視する人にはピッタリ

住宅営業マンはどうしても「自社の家がその土地に建つか」を見がちです。

逆に不動産営業マンは「資産価値が高いかどうか」で土地を見ます。

この両方の視点を持つ元不動産仲介系の営業マンに助けてもらえば、非常にバランスの良い土地購入ができると思います。

ただしこのタイプは家本体への知識が深いわけではありませんので、その辺は自分でも勉強した方がいいかもです。

小野家の経験:ツリーハウジングのマイ仲さん

ツリーハウジングのマイ仲さんがまさにこのタイプです。

ぼくらの運命の土地となったワク土地Eを紹介してくれたのもマイ仲さんですし

契約書もチェックしていただき、かなり助けられました。

一方で、ちょいちょい仕事の詰めが甘いところがあるのが困りどころですけどね。

住宅会社の営業マン③ 元専門職系

  • 小規模工務店に多い
  • 現場由来の素敵な提案
  • ビジネスやお金周りは苦手

もともと大工や設計士などの専門職をされていた方が業をしているパターンです。

最大の特徴はやはり、現場の理解がずば抜けていること。

その知識や経験を活かして、素敵な提案をしてくれることも多いです。

ただしビジネスマンとしてのデキはいまいちですね。笑

具体的には、

  • メールの返信が遅い
  • 資金計画を立てるのが苦手
  • 基本的なビジネスマナーを知らない

といった傾向が強いように感じます。

「元専門職系」と相性が良いと思う人

  • 家のこだわりが強い人
  • マネジメント力がある人
  • お金周りを自分で管理できる人

家本体へのこだわりが強い人ほど合ってます

元専門職の経験を生かして、要望に対する素敵な提案をたくさんしてくれるはずです。

ただしビジネス的な能力は低いので、そこを自分でカバーする必要が出てきます。

スケジュールの確認など、細かい連絡がないようなら、こちらから積極的にマネジメントしないとイライラすることも多いかもです。

またお金周りも苦手な人が多い印象なので、自分で勉強しておかないと大変なことになるかもしれません。笑

小野家の経験:街家工房の職人アガリさん、犬屋敷のジャナイさん&ダイコンさん

ぼくらが実際にお会いした中では(そしてブログに登場させている中)では、

  • 街家工房 職人アガリさん
  • 犬屋敷 ジャナイさん、ダイコンさん

が該当します。

メールのレスポンスは悪いですし、契約書のチェックも雑だったりと、ビジネス面ではイマイチでした。笑

ただし、それぞれに信念みたいなものがあるようで・・・

フィーリングが合う人となら、とても良い家を建てられる方々だと思います。

住宅会社の営業マン④ イケイケ営業系

  • 別業界からの転職組
  • 不動産仲介出身者もいる
  • とにかく「営業!」って感じ
  • 大手ハウスメーカーに多い

いかにも「営業」って感じのタイプです。

大手ハウスメーカーの給料はかなり高水準なので、それを目当てに転職してきた人が多いんだと思います。

そのため、住宅営業としての知識は少なめですが、営業力はズバ抜けてます。

そして「釣った魚にエサはやらない」人が多いです。

結果的に

契約前は手厚くサポートしてくれたのに、契約後は全く役に立たない

みたいなことが多く、トラブルになりがちなタイプだと思います。

「イケイケ営業系」と相性が良いと思う人

  • こだわりが無い人
  • 大手ハウスメーカーで建てる人

ぼくとしては、イケイケ営業系はやめといた方がいいってのが正直なところです。

ですが、家へのこだわりが全く無くて、かつ大手ハウスメーカーで建てる人ならアリかもしれません。

営業力はあるので、会社と交渉して値引きとか頑張ってくれると思います。

そして営業が仕事をそれほどしなくても、大手ハウスメーカーなら無難に家は建つことでしょう。

小野家の経験:寿ホームのメロコア

たぶん小野家が最初に出会った住宅営業マンである、寿ホームのメロコアがこのタイプだったと思います。

ぼくらがお金が無さそうに見えたからか、全く相手にされませんでした。笑

また本編では登場してませんが、他にも何人かいましたね。

家は住めればOK」と言う人がいましたね。

あと、ぼくが「無垢材の床が良い」と言うと「デメリットしかないのでやめましょう」と全否定する人も。

基本的にこのタイプの営業マンは、家を建てること自体は別に好きじゃないんだと思います。

まとめ:個々の相性も重要ですよ

住宅会社の営業マン

  1. 新卒住宅営業系
  2. 元不動産仲介系
  3. 元専門職系
  4. イケイケ営業系
小野

住宅会社の営業マンを勝手に分類してみましたw

超主観ですけどね。誰かに怒られそう。

相性の良し悪しまで簡単に解説してみましたが、こちらもぼくの勝手な意見です。笑

一番大事なのは、個々の相性だと思います。

実際に話してみて、相性の良い営業さんを見つけられるように頑張ってください!

その方が家づくりが楽しくなるに決まってますからね。

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